特許
J-GLOBAL ID:200903029055023283

パターン認識方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-187492
公開番号(公開出願番号):特開平8-087598
出願日: 1995年07月24日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【課題】 膨大な量の計算を不要とする、楕円様のパターンとして平面曲線の入力パターンを認識するパターン認識方式を提供することであり、高速動作可能であって、入力パターンが座標軸と有限な角度を持つ長短軸を持つ楕円様のパターンであるときにも適用できる認識方式を提供することでもある。【解決手段】 平面曲線上の点の座標を計算した後、パターン認識装置は、入力パターン上の各点と候補楕円の2つの焦点との距離の和(S5)を全ての点が使用されるまで(S4)計算する。和と長軸との比(S6)の計算の後で、このような比の分散(S7)が計算され、平面曲線が幾何学的楕円であるか否かを判定する(S8)。平均値を分散の代用としても良い。好ましくは、2つの焦点と長軸とは、入力パターンに内接する内接長方形を、ついで外接長方形を計算(S1およびS2)することにより計算される。
請求項(抜粋):
平面曲線の入力パターン上の点の座標を座標列として計算する手段を含み前記入力パターンを楕円様のパターンとして認識するためのパターン認識方式において、前記座標列を使用して楕円の2つの焦点の焦点座標を含む楕円パラメータを計算する手段と、前記座標列と前記焦点座標とを使用して前記点のおのおのと前記2つの焦点との間の距離の和を計算する手段と、前記距離の和に代数計算を施して該代数計算の結果を計算する手段と、前記結果のばらつきを前記入力パターンが幾何学的楕円に関係的に持っている類似度として評価する手段とを備えることを特徴とするパターン認識方式。

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