特許
J-GLOBAL ID:200903029061610905

仮想計算機システム及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薄田 利幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-241041
公開番号(公開出願番号):特開平7-093221
出願日: 1993年09月28日
公開日(公表日): 1995年04月07日
要約:
【要約】【目的】ゲストOSの切替において必要とするTLBの登録内容の変更(書替)を効率良く実行することが出来る仮想計算機システムを提供すること。【構成】アドレス変換情報を個々のゲストOSごとに独立して格納するための複数の専属退避領域をホスト記憶領域に設定し、最後に走行させたゲストOSの専属退避領域にアドレス変換バッファの全登録内容を退避させた後、次に走行させるゲストOSの専属退避領域から当該ゲストOSのアドレス変換情報を読み出してアドレス変換バッファの登録内容を置き換える。次に走行させるゲストOSと最後に走行させたゲストOSが同一である場合は、アドレス変換バッファの登録内容の退避・置換操作を行なうことなく直ちに次のゲストOSを走行させる。
請求項(抜粋):
仮想アドレスから実アドレスへの変換情報を登録するためのアドレス変換バッファを中央処理装置に有するホスト計算機を用いて複数のオペレーティング・システムを走行させるように構成した仮想計算機システムにおいて、オペレーティング・システムごとに独立してアドレス変換情報を格納するための複数の専属退避領域をホスト記憶領域上に設定すると共に、オペレーティング・システム切替の際、最後に走行させたオペレーティング・システムの専属退避領域にアドレス変換バッファの登録内容(最後に走行させたオペレーティング・システムのアドレス変換情報)を退避させた後、次に走行させるオペレーティング・システムの専属退避領域から当該オペレーティング・システムのアドレス変換情報を取り出し、当該アドレス変換情報をもってアドレス変換バッファの登録内容を置き換えるための手段を設けたことを特徴とする仮想計算機システム。

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