特許
J-GLOBAL ID:200903029062854689
非同期転送モード通信網におけるトラヒック監視方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185349
公開番号(公開出願番号):特開平6-037792
出願日: 1992年07月13日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 精度が高くかつ記憶装置の容量が小さいトラヒック監視方式を提供する。【構成】 ユーザからの申告値により送信されるATM セルS1,S2...の平均送出レートに基づいて、複数の監視区間T1,T2.... の期間T(10 セル時間)が設定されて、かつそれらの区間のセル平均個数が閾値X(3) として設定される。それぞれの監視区間T1,T2...は3分割されてそれらの監視区間中に小監視区間t1,t2...が設定される。これらの小監視区間でのセルをそれぞれ計数して、それぞれ3つの監視区間の和により計数値が求められ、これが閾値3を越えたときの検出セルをそれぞれ違反セルと判定される。それぞれの監視区間T2,T3...は、直前の監視区間T1,T2...よりも1小監視区間だけそれぞれ遅れて計数が開始される。【効果】したがって、それぞれの監視区間T1,T2...に重なりがあるので、それらの間にて検出されるセルの計数ミスが少なく、かつ記憶装置の容量もほぼ分割数または小監視区間でのセル検出数程度の容量にて実現することができる。
請求項(抜粋):
非同期転送モード通信網にて伝送される固定長のATM セルにそれぞれ組み立てられた種々の伝送速度を有する送信情報の帯域監視を行う非同期転送モード通信網におけるトラヒック監視方式において、該方式は、前記ATM セルを受けて伝送する当該網にて、前記ATM セルの送信元またはそのATM セルを当該網に転送する他の網から送信情報の帯域特性を表わすATM セルの平均送出レートをあらかじめ受けて、該ATM セルの平均送出レートに基づいて、複数の監視区間のそれぞれの監視時間Tおよび該監視区間中のATM セルの平均到着個数Xを閾値として設定し、かつ設定された監視時間Tのそれぞれの監視区間をn(1<n<T の自然数) 分割した小監視区間T/n をそれぞれの監視区間中に設定して、該監視区間は、それぞれ直前の監視区間よりも少なくとも1小監視区間だけ遅れて開始され、該監視区間中にて、それぞれの小監視区間中に到着したATM セルをそれぞれ計数して、計数中の小監視区間を含めたn個の連続した小監視区間のそれぞれに到着したATM セルの計数の和が前記平均送出レートに基づく閾値Xを越えて到着したATM セルをそれぞれ違反セルと判定して、伝送情報の帯域管理を行うことを特徴とする非同期転送モード通信網におけるトラヒック監視方式。
IPC (3件):
H04L 12/48
, H04L 29/14
, H04M 3/36
FI (2件):
H04L 11/20 Z
, H04L 13/00 313
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
ポリシング方法および回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-020974
出願人:株式会社日立製作所, 日本電信電話株式会社
前のページに戻る