特許
J-GLOBAL ID:200903029071706110

A/D変換回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-058027
公開番号(公開出願番号):特開平5-259907
出願日: 1992年03月16日
公開日(公表日): 1993年10月08日
要約:
【要約】【目的】 アナログ増幅回路を使用することなく、電圧信号の微小な変化を数値化できるA/D変換回路を提供することにより、A/D変換回路を高温で使用できるようにする。【構成】 パルス信号の位相差をデジタルデータDO1に変換するパルス位相差符号化回路2に対して、制御回路4から一定間隔で出力されるパルス信号PA,PBを入力することにより、パルス位相差符号化回路2にてパルス信号PA,PBの時間差が符号化されるようにする。またパルス位相差符号化回路2を構成しているパルス周回回路10内の反転回路(NAND、INV)の電源電圧として、A/D変換すべき電圧信号Vinを入力する。この結果、反転回路の反転動作時間が電圧信号Vinにより変化し、パルス位相差符号化回路2から出力されるデジタルデータDO1は、電圧信号Vinに対応した値となる。
請求項(抜粋):
アナログの電圧信号を、二進数のデジタルデータに変換するA/D変換回路であって、入力信号を反転して出力すると共に反転動作時間が電源電圧により変化する反転回路が奇数個リング状に連結されると共に、該反転回路の一つが反転動作を外部から制御可能な起動用反転回路として構成され、該起動用反転回路の動作開始に伴いパルス信号を周回させるパルス周回回路と、該パルス周回回路内の各反転回路の電源ラインに接続され、上記電圧信号を各反転回路の電源電圧として印加する電圧信号入力端子と、上記パルス周回回路内での上記パルス信号の周回回数をカウントし、該カウント結果を二進数デジタルデータとして出力するカウンタと、上記各反転回路からの出力信号に基づき上記パルス周回回路内での上記パルス信号の周回位置を検出し、該周回位置に応じた二進数デジタルデータを発生する周回位置検出手段と、上記起動用反転回路を動作させて上記パルス周回回路の周回動作を起動し、その後所定時間経過した時点で上記周回位置検出手段を動作させる制御手段と、上記周回位置検出手段からの二進数デジタルデータを下位ビット,上記カウンタからの二進数デジタルデータを上位ビットとする複数ビットのデジタルデータをA/D変換結果として出力するデータ出力ラインと、を備えたことを特徴とするA/D変換回路。
IPC (3件):
H03M 1/06 ,  H03M 1/14 ,  H03M 1/64

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