特許
J-GLOBAL ID:200903029077796820

光ファイバ型多分岐カプラ-及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-006166
公開番号(公開出願番号):特開2000-206361
出願日: 1999年01月13日
公開日(公表日): 2000年07月28日
要約:
【要約】【課題】 良好な特性を有し、一括して信号光を多分岐するカプラーを高い歩留りで作製することを目的とする。【解決手段】 クラッドとコアを有する中心ファイバの周りに、外周ファイバが略等間隔にN本(N>5)配置された光ファイバ束を形成し、該光ファイバ束の断面は、光ファイバの間に隙間を有して最密充填構成から若干外れた配置状態にあり、(イ)中心ファイバの直径Dは、d<SB>0 </SB>/D<SB>0 </SB>=sin(π/N) /(1-sin(π/N) )で規定されるD<SB>0 </SB>よりも大きく、かつ1.7 ×10<SP>-3</SP><(D-D<SB></SB><SB>0 </SB>)/D<SB>0 </SB><2.0 ×10<SP>-2</SP>の範囲にあるか、もしくは(ロ)外周ファイバの直径dは、上式で規定されるd<SB>0 </SB>よりも小さく、かつ1.7 ×10<SP>-3</SP><(d<SB>0</SB>-d)/d<SB>0 </SB><2.0 ×10<SP>-2</SP>の範囲にあり、該光ファイバ束を長手方向に少なくとも2カ所をクランプで押さえて固定し、クランプ間部分を加熱して各光ファイバを融着し、同時に固定クランプを互いに離間させて融着部に双円錐状テーパ形状をなす光結合部を形成することを特徴とする。
請求項(抜粋):
クラッドとコアを有する中心ファイバの周りに、外周ファイバが略等間隔にN本(N>5)配置された光ファイバ束を形成し、該光ファイバ束の断面は、光ファイバの間に隙間を有して最密充填構成から若干外れた配置状態にあり、(イ)中心ファイバの直径Dは、最密充填構成での中心ファイバの直径D<SB>0 </SB>と外周ファイバの直径d<SB>0 </SB>との関係式 d<SB>0 </SB>/D<SB>0 </SB>=sin(π/N) /(1-sin(π/N) ) (1)で規定されるD<SB>0 </SB>よりも大きく、かつ 1.7 ×10<SP>-3</SP><(D-D<SB>0 </SB>)/D<SB>0 </SB><2.0 ×10<SP>-2</SP> (2)の範囲にある、(ロ)外周ファイバの直径dは(1)式で規定されるd<SB>0 </SB>よりも小さく、かつ 1.7 ×10<SP>-3</SP><(d<SB>0 </SB>-d)/d<SB>0 </SB><2.0 ×10<SP>-2</SP> (3)の範囲にある、上記(イ)、(ロ)の何れかを満たし、該光ファイバ束を長手方向に少なくとも2カ所をクランプで押さえて固定し、クランプ間部分を加熱して各光ファイバを融着し、同時に固定クランプを互いに離間させて融着部に双円錐状テーパ形状をなす光結合部を形成することを特徴とする光ファイバ型多分岐カプラーの製造方法。

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