特許
J-GLOBAL ID:200903029077884185

パケットスイッチングシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-159147
公開番号(公開出願番号):特開平6-006370
出願日: 1992年06月18日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的はパケット網における大容量スイッチングシステム構成方式に関し、特にATMを用いた通信網において低セル損失率、低呼損率、小遅延時間特性を実現する高効率大容量交換機の構成方式を提供することにある。【構成】 ATM3段スイッチにおいて、1段目単位スイッチ(101)に共通バッファ(105)及び2段目単位スイッチへのセルの分配を制御する制御回路(106)を設け、3段目単位スイッチ(103)に、セル順序逆転を補正する順序制御回路(108)を設けることにより、達成される。【効果】 2段目単位スイッチへの均等な負荷分散が図れるので、2段目単位スイッチでのセル損失率を下げることが出来る。また、セルごとにスイッチ内経路が異なるために生じるセルの順序逆転においても、その逆転量が減少するので、順序制御のために必要とするバッファ量も削減できる。
請求項(抜粋):
それぞれが複数の入力線と複数の出力線とを有し、入力線から入力されたパケットを何れかの出力線に選択的に送出するよう動作する複数の単位スイッチが少なくとも3段のスイッチ群を構成し、単位スイッチ間では予め論理チャネルを設定することなく、パケット毎に通過単位スイッチ間リンクが変更され、第1段目の各単位スイッチは、複数の入力回線から入力されたパケットを複数の出力線に順次に出力し、第2段目の各単位スイッチは、入力線から入力された各パケットをヘッダ情報により決まる出力線に出力し、第3段目の各単位スイッチは、入力線から入力された各パケットのヘッダ情報により出力線を決定し、各出力線毎にパケットの出力順序制御を行うようにしたパケットスイッチングシステムにおいて、上記第1段目の各単位スイッチが、入力パケットを多重化するための手段と、多重化手段から出力されたパケットを一時的に保持するためのバッファと、各クロックサイクル毎にパケット出力の開始出力線位置を所定の順序でシフトしながら、上記バッファから読み出したパケットを複数の出力線に順次に出力するパケット出力制御手段とを有することを特徴とするパケットスイッチングシステム。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04Q 3/52 101 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 Z ,  H04Q 11/04 R

前のページに戻る