特許
J-GLOBAL ID:200903029081709215

内燃機関の弁動作タイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-171482
公開番号(公開出願番号):特開平7-026992
出願日: 1993年07月12日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で且つ、遅角オフセット値をモニターする事によって正確な弁動作タイミング調整を実行でき弁動作タイミング調整装置を提供する。【構成】 被制御装置80に於けるクランク軸2及びカム軸5との間の回転位相差を所定の値に設定する為、目標値r(k)が出力され、係る出力に基づいて規範モデル出力y M (k)が決定されると、係る規範モデル出力値y M (k)と弁装置の回転位相差y (k)との偏差より、遅角オフセット値drを学習手段で学習しながら、被制御対象装置の最適制御入力値を設定する様に構成されている。
請求項(抜粋):
クランク軸、前記クランク軸の一部から駆動力を受けて回転するカム軸と、前記クランク軸と前記カム軸との間、若しくは前記カム軸の近傍に、前記カム軸の軸方向に移動可能に配置され、前記クランク軸と前記カム軸との回転位相を変化させる油圧ピストンと、前記油圧ピストン17に供給される油量を調節する弁装置と、適宜の駆動信号に応じて、前記弁の開度を調節する駆動手段と前記クランク軸と前記カム軸との相対回転位相差を検出する回転位相差検出手段、及び前記弁装置を含む被制御対象装置とからなる弁動作タイミング調整装置に於いて、前記クランク軸若しくはカム軸の回転情報に応じて前記クランク軸と前記カム軸との回転位相差を所定値に設定する為、目標となる.前記クランク軸と前記カム軸との相対回転位相差を示す目標値設定手段、前記目標値設定手段の出力に応答して、望ましい回転位相差を設定する規範モデル出力設定手段、前記規範モデル出力設定手段の出力と回転位相差検出手段より検出された前記相対回転位相差とから、前記カム軸に於ける回転操作量に於ける少なくとも進角オフセット値若しくは遅角オフセット値の何れか一方を逐次更新する学習手段、前記被制御対象装置の前記相対回転位相差と前記目標値との出力偏差値を演算する出力偏差値演算手段、及び出力偏差値演算手段及び前記学習手段の各出力値から、前記被制御対象装置への最適制御入力値を設定する最適制御手段とから構成されている事を特徴とする弁動作タイミング調整装置。
IPC (2件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34

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