特許
J-GLOBAL ID:200903029081799508
分岐管接続部の樹脂被覆式管内面補修方法、分岐管接続部の樹脂被覆式管内面補修装置および分岐接続部補修材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥村 文雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-093662
公開番号(公開出願番号):特開平6-281085
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】分岐管路と本管との接続箇所における管路内面の破損箇所の樹脂被覆補修を、管路内面から完全且つ迅速に行うこと。【構成】管路内壁に圧接させて樹脂被膜する補修材の一部に変形エリヤを形成する。ゴム管体を回動させて補修材の変形エリヤを分岐管との対向位置に移動させたのち、ゴム管体に加圧空気を供給する。加圧空気の供給でゴム管体を膨張させることにより補修材を管路内面に圧接させるとともに、補修材の変形エリヤに接するゴム管体の分岐管路内への膨張により、補修材の変形エリヤを分岐管路側へ突出させて屈曲状態で、本管と分岐管との接続部の管路内壁へ圧接させ樹脂被膜する。【効果】 本管と分岐管との接続部の管路内壁を、分岐管側へ彎曲した補修材の変形エリヤで樹脂被膜して、管路内壁の接続部を完全に樹脂被覆して管路内壁補修を完全にする。
請求項(抜粋):
管路内の破損箇所の樹脂被覆を行う樹脂被覆式管内面補修作業に際し、加圧空気の供給により拡大してその周面が管路内面に圧着させ得るゴム管体を装備し管路内を移動自在である管路内壁補修具を使用し、前記管路内壁補修具のゴム管体の外周面に補修材を取付けたのち、管路内を移動するテレビカメラの誘導でワイヤー牽引により管路内の破損箇所へ前記管路内壁補修具を移動させ、ゴム管体に加圧空気を供給してゴム管体を膨張させて、ゴム管体の外周面を破損箇所の管路内壁に圧接させて、補修材を所望の補修箇所の管路内壁に圧接させたのち、所定時間補修材を加熱することにより、補修材を所望の補修箇所の管路内壁に圧接さた状態で硬化させて、樹脂被覆式管内面補修作業を完了する樹脂被覆式管内面補修方法において、前記管路内壁補修具のゴム管体の外周面に補修材を取付けにあたり、一部に変形エリヤを形成した補修材を使用するとともに、遠隔操作で回転自在とした回転自在とした管路内壁補修具を使用し、分岐管にテレビカメラを挿入し管路内の分岐管接続部に対向する補修材の表面状態を確認しつつ、管路内を分岐管接続部に移動させた管路内壁補修具を遠隔操作で回動させて、管路内壁補修具のゴム管体の外周面に取付けた補修材を分岐管接続部に対向する位置にあることを分岐管に挿入したテレビカメラで確認したのち、加圧空気を供給してゴム管体を膨張させ、補修材の変形エリヤに接するゴム管体の分岐管路内への膨張により、補修材の変形エリヤを分岐管路側へ突出させて屈曲状態で、本管と分岐管との接続部の管路内壁へ圧接させ樹脂被膜することを特徴とする分岐管接続部の樹脂被覆式管内面補修方法。
引用特許:
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