特許
J-GLOBAL ID:200903029083937126

光分散補償素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大垣 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-061012
公開番号(公開出願番号):特開2001-251246
出願日: 2000年03月06日
公開日(公表日): 2001年09月14日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバを使用する光通信システムにおいて、通信ビットレートの高速化、通信距離の長距離化によって、従来の波長分散補償方法では正確な通信ができなくなり、3次以上の波長分散補償が必要になると予測されている。しかし、3次の波長分散補償の十分な対策は提案されていない。【解決手段】 光透過層107を挟んで反射層104と105を有する多層膜101と反射板106とをエアギャップを形成して配置して3次分散補償素子100を構成する。反射層104,105、反射体106の順に反射率が大きくなるようにし、信号光に群速度遅延を生じさせ、3次の波長分散を補償する。エアギャップの間隔を調整可能にして、特性を調整できる。
請求項(抜粋):
光ファイバを通信伝送路に使用する通信システムに使用することが出来る光分散補償素子であって、前記光分散補償素子は、少なくとも、入射光の中心波長をλとして、入射光の中心波長の光に対する光路長(以下、単に、光路長ともいう)として考えたときの膜厚(以下、単に、膜厚あるいは膜の厚みともいう)がλの4分の1(λ/4)の整数倍である光学的性質が異なる積層膜を少なくとも3種類(すなわち、光の反射率など光学的な性質の異なる積層膜を3層)有する多層膜と、前記多層膜と空気層(以下、エアギャップともいう)を介して対向する反射率98%以上の反射層を基板上に有する反射体とで構成されており、前記多層膜は、入射光に対して、少なくとも2つの光反射層(以下、単に、反射層ともいう)を有するように形成されており、前記2つの光反射層の間にはλ/4の整数倍の膜厚の積層膜で形成された光透過層が形成されており、前記多層膜と前記反射体の間隔(以下、単にエアギャップ長ともいう)が可変に構成されていることを特徴とする光分散補償素子。
IPC (5件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  G02B 5/08 ,  G02B 5/28 ,  G02B 26/00
FI (4件):
G02B 5/08 B ,  G02B 5/28 ,  G02B 26/00 ,  H04B 9/00 M
Fターム (20件):
2H041AA23 ,  2H041AB13 ,  2H041AC04 ,  2H041AZ01 ,  2H041AZ05 ,  2H042DA20 ,  2H042DB02 ,  2H042DD04 ,  2H042DE00 ,  2H048GA01 ,  2H048GA07 ,  2H048GA11 ,  2H048GA23 ,  2H048GA46 ,  2H048GA51 ,  2H048GA62 ,  5K002BA02 ,  5K002CA01 ,  5K002CA12 ,  5K002FA01

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