特許
J-GLOBAL ID:200903029091295834

適応差分パルス符号変調方式による録音再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 幸男 (外1名) ,  佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354012
公開番号(公開出願番号):特開2001-175283
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 ADPCM方式において、所定の音声ブロックを間引いて早送り再生を行うときでも、原音に忠実な再生を行えるようにする。【解決手段】 ADPCMアナライザ12は、ADC11によって変換されたディジタル音声データを量子化し、符号化して音声ブロックに分割した後、中間データとして、量子化幅を決めるためのパラメータと前回の再生値を各音声ブロックに付加する。ADPCMシンセサイザ14は、早送り再生時、再生すべき音声ブロックの符号化データの先頭値を、この中間データを用いて復号化する。このディジタル音声データは、DAC15によりアナログ音声信号に変換され、原音に忠実な再生が行われる。
請求項(抜粋):
アナログ音声信号をサンプリングしてディジタル音声データに変換するアナログ-ディジタル変換手段と、サンプリング毎にディジタル音声データの差分に応じて量子化幅を可変設定しつつ量子化、符号化を行い、所定の音声ブロックに分割して該符号化データを記録する録音手段と、早送り再生時には、分割した一連の音声ブロックから一部の音声ブロックを間引き、所定のデータを与えて再生すべき音声ブロックの符号化データを順次復号化することによりディジタル音声データを再生する再生手段と、再生されたディジタル音声データをアナログ音声信号に変換するディジタル-アナログ変換手段と、を備えた適応差分パルス符号変調方式による録音再生装置において、前記録音手段は、音声ブロック毎に、所定のデータとして先頭のディジタル音声データ直前のサンプリングデータと量子化幅を決定するためのパラメータとを中間データとして各音声ブロックの符号化データに付加するように構成され、前記再生手段は、早送り再生時、再生すべき音声ブロックの先頭の符号化データを、中間データに基づいて復号化するように構成されたことを特徴とする適応差分パルス符号変調方式による録音再生装置。
IPC (2件):
G10L 19/00 ,  H03M 7/38
FI (3件):
H03M 7/38 ,  G10L 9/18 C ,  G10L 9/18 J
Fターム (12件):
5D045DA07 ,  5D045DB01 ,  5J064AA01 ,  5J064BA05 ,  5J064BA13 ,  5J064BC02 ,  5J064BC06 ,  5J064BC07 ,  5J064BC29 ,  5J064BD03 ,  9A001EE05 ,  9A001HH15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-259699
  • 特開昭63-253999

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