特許
J-GLOBAL ID:200903029092241177

分数調波抑制用SVC制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082571
公開番号(公開出願番号):特開平5-289762
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 電圧変動率の低減等を目的として直列コンデンサ4を挿入した電力系統に、サイリスタ制御リアクトル(TCR)を有する無効電力補償装置(SVC)を設置した場合に、無負荷トランス5を投入することによって発生する分数調波で、サイリスタ制御リアクトル(TCR)が偏磁して無効電力補償装置SVCの電圧変動抑制作用が損なわれ、分数調波振動が持続する現象を除去する。【構成】 低周波検出回路18で特定分数調波を検出し、分数調波抑制回路19で、商用周波の半周期毎にサイリスタ制御リアクトル(TCR)に流れる正負の電流の大きさが、その時点の特定分数調波の極性方向にその振幅分だけ変化するようにサイリスタ制御位相角βをずらすことにより、偏磁を解消する。
請求項(抜粋):
電源から直列コンデンサを介して負荷に給電する交流電力系統の負荷側にサイリスタ制御リアクトルを有する無効電力補償装置を設置し、位相制御によりサイリスタ制御リアクトルの発生する遅れ無効電力を変化させて、負荷変動に伴う電圧変動を抑制する設備において、系統に発生する特定分数調波を負荷側で瞬時に検出する低周波検出回路と、商用周波の半周期毎にサイリスタ制御リアクトルに流れる正と負の電流の大きさが、その時点の特定分数調波の極性方向にその振幅分だけ変化するようにサイリスタ制御位相角をずらす分数調波抑制補正回路とを具備したことを特徴とする分数調波抑制用SVC制御装置。
IPC (3件):
G05F 1/70 ,  H02J 3/18 ,  H02J 3/24
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平4-046831
  • 特開昭58-133128
  • 特開昭60-180443
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