特許
J-GLOBAL ID:200903029096060053
安定化された難燃化スチレン系樹脂組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大野 彰夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-043055
公開番号(公開出願番号):特開平10-298372
出願日: 1998年02月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】スチレン系樹脂及びブロム系難燃剤からなる難燃化スチレン系樹脂に、常温で固体のエポキシ化合物、ハイドロタルサイト類化合物、A型ゼオライト類化合物を添加する技術は知られているが、これらの添加剤では成形時の過酷な熱履歴に対して未だ十分な熱安定化効果は得られず、更に熱安定化効果の優れる添加剤の開発が待たれていた。【解決手段】スチレン系樹脂及び特定量のブロム系難燃剤からなる難燃化スチレン系樹脂に、特定のノボラック型エポキシ化合物を特定量添加し、或は更に、ハイドロタルサイト類化合物若しくはA型ゼオライト類化合物を特定量添加することにより、熱安定性に優れた難燃化スチレン系樹脂組成物が得られる。
請求項(抜粋):
スチレン系樹脂100重量部及びブロム系難燃剤1〜50重量部からなる難燃化スチレン系樹脂に、(a)成分 下記の反応で得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物を0.01〜5.0重量部式(1)【化1】〔式(1)中、R1 は、H又はCH3 、n≧0〕で示されるノボラック樹脂と、式(2)〜(7)【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】〔式(2)〜(7)中、R2 は、R1 と同義の基、m≧0〕で示されるフェノール類の少なくとも1種とエピハロヒドリンとを反応させ、水酸化アルカリで処理して得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物、又は、式(1)で示されるノボラック樹脂とエピハロヒドリンとを反応させ、水酸化アルカリで処理して得られる前駆体に、式(2)〜(7)で示されるフェノール類の少なくとも1種を反応させて得られるフェノール類ノボラック型エポキシ化合物を添加してなる安定化された難燃化スチレン系樹脂組成物。
IPC (6件):
C08L 25/02
, C08K 3/26
, C08K 3/34
, C08K 5/02
, C08K 5/15
, C08L 63:00
FI (5件):
C08L 25/02
, C08K 3/26
, C08K 3/34
, C08K 5/02
, C08K 5/15
引用特許:
出願人引用 (9件)
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特開昭53-043743
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難燃性合成樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-124427
出願人:旭電化工業株式会社
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特開平4-011650
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特開昭49-080159
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特開平3-059022
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特開昭61-148226
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安定化された難燃化スチレン系樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-179553
出願人:三共有機合成株式会社
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難燃化スチレン系樹脂組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-179552
出願人:三共有機合成株式会社, 大日本インキ化学工業株式会社
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特開昭63-077959
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