特許
J-GLOBAL ID:200903029099120243

剥離深さを予測するための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-341059
公開番号(公開出願番号):特開2002-143178
出願日: 2000年11月08日
公開日(公表日): 2002年05月21日
要約:
【要約】【課題】 加熱を制御し且つ剥離場所での十分な大きさ及び深さの組織損傷の発生を検知しその後に剥離場所の更なる剥離を終了させる。【解決手段】 第1の仕事関数を有する金属電極30、第2の仕事関数を有する第2の金属電極34、及び電解質として働く介在する組織18により形成されたガルヴァーニ電池は、剥離場所での外傷の形成を表す出力電流信号を生成する。出力電流信号を表す曲線は、外傷の形成点で最大値を有し、そしてその後値が低減する。その曲線の隆起発生後で且つ組織のインピーダンスの上昇前にRFパワーの印加を終了することにより、組織の炭化の発生を生じないようにする。
請求項(抜粋):
チップの凝塊、組織のくっつき又は組織の穿孔の可能性を避けながら人間の心臓において予測可能な深さの外傷を形成するため剥離場所での組織を剥離する装置において、(a)剥離場所での組織を放射して当該剥離場所での組織の温度上昇を生じさせるRFエネルギ源と、(b)剥離場所に接触状態に係合し且つ組織にRFエネルギを放射して剥離場所での組織を加熱する第1の電極であって第1の仕事関数を有する材料の第1の電極から成る第1の電極を有するカテーテルと、(c)RFエネルギを前記エネルギ源から前記第1の電極に伝送する伝送手段と、(d)前記第1の電極とは異なる位置に配置され且つ第1の仕事関数とは異なる第2の仕事関数を有する材料の第2の電極であって、人間の組織の範囲に電気的に接触する第2の電極と、(e)前記第1の電極、前記第2の電極、及び電気的相互接続する電解質として働く人間の組織とにより形成されるガルヴァーニ電池であって、剥離場所での組織へのRFエネルギによる放射の際に電気信号を発生するガルヴァーニ電池と、を備え、前記電気信号は、剥離場所での組織の剥離の初期発生と一致するピーク値、及びそのピーク値に続く低減値、値の変曲及び低減値を有し、(f)前記RFエネルギ源の動作を調整して、前記電気信号の値の変曲の検出の際に剥離場所におけるRFエネルギの放射を制御する制御回路を更に備える装置。
FI (3件):
A61B 17/39 ,  A61B 17/39 310 ,  A61B 17/39 320
Fターム (6件):
4C060KK03 ,  4C060KK04 ,  4C060KK09 ,  4C060KK13 ,  4C060KK23 ,  4C060KK30

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