特許
J-GLOBAL ID:200903029102807301

横穴付粉末成形品の製造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-302193
公開番号(公開出願番号):特開平10-146695
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 圧粉体における原料粉末の密度を容易かつ確実に均一にでき、この圧粉体を焼結しても変形を小さくして不良品の発生を防止することを目的とする。【解決手段】 ダイ1と、上下パンチ24、30と、粉末成形品の横穴を形成する雄側ピン9等とを用い、下パンチ24を、雄側ピン9等の長手方向と直交する方向に分割して第1パンチ25と第2パンチ26とで構成し、先ず、ダイ1のキャビティ2に雄側ピン9等を突出させ、第2パンチ26の先端が第1パンチ25より突出した状態で下パンチ24をキャビティ2に差し込み、下パンチ24を雄側ピン9から離しつつキャビティ2に原料粉末を充填させ、キャビティ2に上パンチ30を差し込むとともに第2パンチ26の先端を第1パンチ25の先端に一致させてから上下パンチ24、30で原料粉末を加圧し、雄側ピン9等をキャビティ2から没入させた後に圧粉体を抜き出すようにしている。
請求項(抜粋):
横穴が設けられる粉末成形品の製造方法であって、原料粉末が投入されるキャビティが形成されたダイと、このキャビティの両側開口部から原料粉末を加圧する上下パンチと、前記横穴を形成するためにキャビティに出没自在のピンとを用い、前記下パンチを、前記ピンの長手方向と直交する方向に複数に分割して少なくとも外側の第1パンチとこれに挟まれる内側の第2パンチとで構成するとともにこれらが相対的に移動するように設け、先ず、前記キャビティに前記ピンを突出させるとともに、前記下パンチを、前記第2パンチの先端が前記第1パンチより前記キャビティ内方に突出した状態でこのキャビティ内のピン付近まで差し込み、次いで、この下パンチを前記ピンから離しつつ、当該キャビティに原料粉末を充填させ、次いで、このキャビティに前記上パンチを差し込むとともに、前記第2パンチを前記第1パンチに対して引き込んでその先端を当該第1パンチの先端に一致させてから、これら上下パンチによって原料粉末を加圧し、前記ピンを当該キャビティから没入させた後に、このキャビティから圧粉体を抜き出すようにしたことを特徴とする横穴付粉末成形品の製造方法。
IPC (4件):
B30B 11/00 ,  B22F 3/035 ,  B22F 5/10 ,  B30B 11/02
FI (6件):
B30B 11/00 R ,  B30B 11/00 F ,  B30B 11/02 J ,  B30B 11/02 H ,  B22F 3/02 D ,  B22F 5/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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