特許
J-GLOBAL ID:200903029103941885

磁気冷凍方法とその磁気冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-191448
公開番号(公開出願番号):特開2004-361061
出願日: 2003年06月02日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】磁気作業体には常温付近での磁気転移を行う部材を使用するとともに、前記磁気作業体の磁化と消磁をする磁場の増減には、機械的手段を使用することなく静止状態で行う電磁的自動手段により形成される交流回転磁界に固定磁界を重畳させた合成磁界を使用した、静止型磁気冷凍方法とそれを使用した磁気冷凍機を提供する。【構成】本発明の磁気冷凍機は静止型構成よりなり、磁気作業体10と、磁気作業体を磁場内に断熱状に収納する静止断熱格納体11と、前記磁気作業体の磁化及び消磁をする磁場形成用の磁場発生部12と、磁気作業体10に発生する磁気エントロピー熱を外部へ取り出す放熱取り出し部14と、等温消磁過程において消磁された磁気作業体より発生する冷熱を取り出す冷熱取り出し部20と、より構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
平衡多相交流よりなる回転磁界に、該回転磁界と同一磁界強度を持つ固定磁界を回転磁界の回転軸芯を過るラジアル方向に重畳させ、該重畳により零より立ち上げ零に終る一方向に増減するパルス状合成磁界を形成させ、該合成磁界により磁気作業体を磁化させて、強磁性相と常磁性相との間で磁気転移を惹起させ、該磁気転移による磁気熱量効果を介してカルノーサイクルを形成させ、冷熱の形成を可能としたことを特徴とする磁気冷凍方法。
IPC (1件):
F25B21/00
FI (1件):
F25B21/00 A

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