特許
J-GLOBAL ID:200903029109299328
撮像装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-352573
公開番号(公開出願番号):特開平11-187306
出願日: 1997年12月22日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 水平、垂直に標準TV信号に対応した画素数以上の有効画素を持つCCD等の固体撮像素子を使った撮像装置において、該有効画素を動画のぶれ補正に加え、高解像度の静止画処理に使う撮像装置を提供する。【解決手段】 ぶれ補正を伴う通常読出しと高解像度の静止画像出力を伴う全ライン読出し両モードで動作する。水平、垂直角速度センサ5a、5bを使いマイコン6で得たぶれ補正値により、垂直はCCDを駆動するタイミング発生器4で高速転送パルス数を操作し信号を切出し、水平は周波数変換部7gで周波数変換をし信号を切出す。電子ズーム部7bでは、フィールド間データの相関から動き検出を行いクリアフレーム処理し得た高解像度のデジタル画像データから動画は垂直の縮小と周波数変換部で水平の変換を行ってVTRフォーマットで、静止画は水平、垂直、高解像度のままスチルフォーマットでJPEG記録系に出力する。
請求項(抜粋):
標準テレビジョン信号に対応した画素領域以上の画素領域を水平及び垂直共にぶれ補正用画素領域として持つ固体撮像素子を用い、該固体撮像素子から画像信号を切り出し、処理することにより画像データを出力する画像処理部を備える撮像装置において、前記画像処理部は、通常モードにおいて、垂直ぶれ補正データによって画像のセンターから垂直方向にシフトした状態で標準テレビジョン信号に対応した画素数だけを前記固体撮像素子から画像信号として切り出し出力させる機能と、前記固体撮像素子から取り込まれた画像信号を水平ぶれ補正データによって画像のセンターから水平方向にシフトした状態で標準テレビジョン信号に対応した画素数だけを切り出し出力させる機能とを有し、さらに、高解像度撮影モードにおいて、前記固体撮像素子のぶれ補正用画素領域も含む最大有効画素領域の画素による画像信号を用いることにより高解像度のデジタル静止画データを出力する機能を有することを特徴とする撮像装置。
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