特許
J-GLOBAL ID:200903029115294990

上路式吊構造橋の架設方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮川 清 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-142105
公開番号(公開出願番号):特開平11-323841
出願日: 1998年05月08日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 二つの固定構造体間に主吊材を張架し、この上に立ち上げられた柱状の支持部材によって桁部材を支持する上路式吊構造橋を、安全かつ経済的に構築する。【解決手段】 地盤上に構築された二つの橋台1.2間に仮設用のケーブル7を張架し、このケーブルに、上路桁となる複数の桁部材4を橋の軸線方向に配列して支持させる。この桁部材には、下側に支持部材5があらかじめ取り付けられている。上記ケーブルの下方には、該ケーブルより大きなたわみを生じるように主吊材3を橋台間に張架し、支持部材の下端と接合する。そして、この主吊材を両端部で引張し、主吊材の長さを調整することによって、支持部材を介して桁部材を所定高さまで押しあげる。この状態で複数の桁部材間にコンクリートを打切し、これらを一体化して上路桁とする。上記仮設用のケーブルは、上路桁と一体化し、プレストレスの導入に用いることができる。
請求項(抜粋):
地盤又は岩盤上に構築された二つの固定構造体間に張架された主吊材と、この主吊材上に立ち上げられた支持部材と、この支持部材上に架け渡されて路面を形成する上路桁とを有する上路式吊構造橋の架設方法であって、前記二つの固定構造体間にケーブルを張架し、このケーブルに、前記上路桁となる複数の桁部材を橋の軸線方向に配列して支持させ、前記ケーブルの下方に、該ケーブルより大きなたわみが生じるように主吊材を張架し、前記桁部材と前記主吊材を前記支持部材で連結し、前記主吊材の長さを調整し、この主吊材のたわみ量を減ずることによって、前記支持部材を介して前記桁部材を所定高さまで押し上げ、前記複数の桁部材を連結し、一体化して上路桁を形成することを特徴とする上路式吊構造橋の架設方法。
IPC (3件):
E01D 21/00 ,  E01D 2/00 ,  E01D 11/00
FI (3件):
E01D 21/00 ,  E01D 11/00 ,  E01D 7/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-160027

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