特許
J-GLOBAL ID:200903029116073254

認証方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-285007
公開番号(公開出願番号):特開平11-119649
出願日: 1997年10月17日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 小規模な検証装置で権利や資格を認証する場合でも、認証の特徴情報が第三者に洩れることのないようにする。【解決手段】 チケット発行装置400は、利用者の所持する対話装置300の秘密関数fと対話を生成する際に対話装置300に伝達すべきドキュメントmよりドキュメント秘密情報μを算出し、認証の特徴情報xとドキュメント秘密情報μより生成したチケットtを利用者に発行する。対話装置300は、ドキュメントと呼ばれるデータmを入力されると、その対話装置300に固有の秘密関数fを用いてドキュメント秘密情報を生成し、ドキュメント秘密情報に基づいた対話を行なう。対話は、コミットメントrの出力、チャレンジcの入力、レスポンスσの出力からなる。利用者は、対話(r,c,σ)をチケットtを用いて対話(r,c,s)へ変換し、Guillou-Quisquater認証を行う。
請求項(抜粋):
pを素数、Fpをp元体、Gを零化域を求めることが計算量的に困難な有限アーベル群、Dをコミットメントの空間、πをGからDへの写像として、コミットメントr∈Dを生成し、ドキュメントmとチャレンジc∈Fpに対してレスポンスs∈Gを生成し、検証情報I∈G、コミットメントrおよびレスポンスsに基づいて認証を行う認証方法であって、(a)非再現性秘密情報k∈Gをランダムに生成するステップと、(b)コミットメントr=π(kp)を計算するステップと、(c)fをGへの秘密関数として、ドキュメント秘密情報μ=f(m)を計算するステップと、(d)補助レスポンスσ=kμcを計算するステップと、(e)検証情報Iに対してIxp=1を満たす認証の特徴情報x∈Gと、ドキュメント秘密情報μとに基づいて生成された認証補助情報t=xμ-1を入力するステップと、(f)チャレンジc∈Fpを入力するステップと、(g)レスポンスs=σtcをチャレンジc、認証補助情報t、および補助レスポンスσから生成するステップと、(h)生成されたレスポンスsがr=π(spIc)であることを検証するステップとを有することを特徴とする認証方法。
IPC (3件):
G09C 1/00 640 ,  G09C 1/00 ,  H04L 9/32
FI (3件):
G09C 1/00 640 C ,  G09C 1/00 640 B ,  H04L 9/00 675 C

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