特許
J-GLOBAL ID:200903029120222299

ラックアンドピニオン式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-364828
公開番号(公開出願番号):特開2005-125972
出願日: 2003年10月24日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】 ピニオン、ラック歯面およびラック背面の硬度を著しく向上して、歯面硬度を向上させて耐磨耗性を向上し、摩耗等を改善すること。【解決手段】 電動式パワーステアリング装置を備えたラックアンドピニオン式ステアリング装置において、ピニオン1とラック2との表面に、第1硬化層3が形成してあり、この第1硬化層3の外表面に、第2硬化層4が形成してある。この第1硬化層3は、例えば、通常の焼入れ硬化層などである。第2硬化層4は、ピニオン1、ラック2の歯面およびラック2の背面の少なくとも一方を、ショットピーニングによって通常の焼入れ処理による第1硬化層の表面硬さに対しショット処理部分での硬さの増加の割合を20%以上とし、残留オーステナイト0〜10%未満、硬化深さ9μm以上としたマルテンサイト焼入れ硬化層である。また、ショットピーニングは、ショット粒径40〜200μmの鋼球、噴射速度100m/sec以上としてある。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ステアリング軸を電動モータの回転力でステアリング軸もしくはピニオン軸を動力付勢する電動式パワーステアリング装置に使用するラックアンドピニオン式ステアリング装置において、 ピニオン及びラック背面を熱処理によって硬化させた第1の硬化層と、ピニオン、ラック歯面およびラック背面の少なくとも一方を、ショットピーニングによって通常の焼入れ処理による第1硬化層の表面硬さに対し、ショット処理部分での硬さの増加の割合が20%以上とし、残留オーステナイト0〜10%未満、硬化深さ9μm以上とした第2の硬化層としたことを特徴とするラックアンドピニオン式ステアリング装置。
IPC (3件):
B62D5/04 ,  B24C1/10 ,  B62D3/12
FI (4件):
B62D5/04 ,  B24C1/10 A ,  B24C1/10 G ,  B62D3/12 501Z
Fターム (2件):
3D033CA04 ,  3D033JB03
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 舵取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-095967   出願人:光洋精工株式会社
  • 機械部品の加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-039392   出願人:エヌテイエヌ株式会社
  • 動力伝達部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-197278   出願人:光洋精工株式会社

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