特許

J-GLOBAL ID：200903029128678887

誘電体フィルタ

発明者： 北市 幸裕 ,  丸山 貴司 ,  西嶋 小八 ,  辻口 達也
出願人/特許権者： 株式会社村田製作所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-318307
公開番号（公開出願番号）：特開平7-176914
出願日： 1993年12月17日
公開日（公表日）： 1995年07月14日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】 誘電体ブロックフィルタにおいて、結合穴を必要とせずして隣接共振器間の結合ができ、フィルタ特性の変更に金型なくして柔軟に対応可能で、小形化を可能にする。【構成】 誘電体ブロック1a,1bに共振器孔2a,2b,2cが複数個設けられ、これらの共振器孔には内導体が設けられ、誘電体ブロックの全面には主として外導体が設けられ、共振器孔の少なくとも片側開口近傍には、外導体と内導体とを区画する誘電体の素地帯3が設けられて、この外導体と内導体との間に浮遊容量を形成することにより、隣接共振器同志が結合し、誘電体ブロックの一つの側面には、外導体を除外した誘電体素地の中に、結合窓電極4が設けられている送信(Tx)側誘電体ブロック1aと受信(Rx)側誘電体ブロック1bとを、それらの結合窓電極同志、外導体同志をそれぞれ重ねて導電部材で接合したものである。

請求項（抜粋）：

誘電体ブロックに共振器孔が複数個設けられ、これらの共振器孔には内導体が設けられ、誘電体ブロックの全面には主として外導体が設けられ、共振器孔の少なくとも片側開口近傍には、外導体と内導体とを区画する誘電体の素地帯が設けられて、この外導体と内導体との間に浮遊容量を形成することにより、隣接共振器同志が結合し、誘電体ブロックの一つの側面には、外導体を除外した誘電体素地の中に、結合窓電極が設けられている送信(Tx)側誘電体ブロックと受信(Rx)側誘電体ブロックとが、それらの結合窓電極同志、外導体同志がそれぞれ重ねられて導電部材で接合され、送信結合手段、受信結合手段およびアンテナ結合手段を備えているアンテナ共用形誘電体フィルタ。

IPC (2件)：

H01P 1/205 ,  H01P 1/213