特許
J-GLOBAL ID:200903029139394686

ケーブル接続用クロージャ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薬師 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-300827
公開番号(公開出願番号):特開平10-136547
出願日: 1996年10月28日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 心線接続部へのアクセスがネジ回し等の工具を用いることなく行え、かつ、高い密閉性が得られるケーブル接続用クロージャを提供する。【解決手段】 ベース部材2の外面に前記ケーブル挿通孔の周りで被係止部が形成された係止片12を弾性屈曲可能に立設するとともに、該係止片12の被係止部13に係止する係止部14が形成されたケーブルシールキャップ15を着脱自在に備えて前記係止部14を前記係止片12の被係止部13に係止させると共に、前記ベース部材2の内面に前記カバー部材3の開口端が嵌合可能な筒状嵌合部20を形成し、該筒状嵌合部20の径方向外側に被係止部21が形成された複数の係止片22を周方向に間隔を隔て弾性屈曲可能に立設するとともに、該係止片22の被係止部21に係止可能な複数の係止部30を前記カバー部材3に形成し、前記筒状嵌合部20に前記カバー部材3と弾接するシール部材24を設け、さらにベース部材3に備えた支持部材5を介して複数の心線収容体4を回動自在に重合連結配備した。
請求項(抜粋):
複数のケーブル挿通孔が形成されたベース部材と、キャップ状のカバー部材とからクロージャケースを構成し、該クロージャケース内に複数のケーブルの接続端部をそれぞれ接続した接続部と、該接続部からの心線余長部とを内装する心線収容体を備えたケーブル接続用クロージャにおいて、前記ベース部材のケーブル挿通孔にゴム様弾性材からなるブッシュを嵌入して該ブッシュに前記ケーブルを液密的に貫通させ、前記ベース部材の外面に前記ケーブル挿通孔の周りで被係止部が形成された係止片を弾性屈曲可能に立設するとともに、該係止片の被係止部に係止する係止部が形成されたケーブルシールキャップを着脱自在に備えて前記ブッシュに弾接させて前記係止部を前記係止片の被係止部に係止させるとともに、前記ベース部材の内面に前記カバー部材の開口端が嵌合可能な筒状嵌合部を形成し、該筒状嵌合部の径方向外側に被係止部が形成された複数の係止片を周方向に間隔を隔て弾性屈曲可能に立設するとともに、該係止片の被係止部に係止可能な複数の係止部を前記カバー部材に形成し、前記筒状嵌合部の外周に前記カバー部材と弾接するシール部材を設け、さらにベース部材に備えた支持部材を介して心線収容体を回動自在に重合連結配備し、各心線収容体に心線接続部収納部及び心線余長収納部を形成したことを特徴とするケーブル接続用クロージャ。

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