特許
J-GLOBAL ID:200903029140536672
成形したスルホネート基およびメルカプト基を有するオルガノポリシロキサン、その製造方法ならびに該オルガノシロキサンよりなる又はそれを含有する縮合触媒およびビスフェノール-A合成用触媒
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255005
公開番号(公開出願番号):特開平9-110989
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 新規のスルホネート基及びメルカプト基を有するオルガノポリシロキサンを提供する。【解決手段】 該オルガノポリシロキサンは、式: 〔O3/2-Si-R1-SO3-〕xMx+ (I)[式中、R1,M及びxは請求項1に記載したものを表す]の単位、および式: O3/2-Si-R2-SH (III)[式中、R2は請求項1に記載したものを表す]の単位からなる。【効果】 該オルガノポリシロキサンは、縮合触媒、特にアセトンとフェノールの重縮合触媒として使用することができ、耐用時間が長く、選択率が高い。
請求項(抜粋):
式: 〔O3/2-Si-R1-SO3-〕xMx+ (I)[式中、R1は炭素原子1〜12個を有する線状または分枝状のアルキレン基、炭素原子5〜8個を有するシクロアルキレン基または一般式:【化1】(式中、nまたはmは、0〜6の数であり、かつケイ素または硫黄位置におけるメチレン基の数を表す)の単位を表し、Mは、H+もしくはNH4+であるか、またはxが1〜4に等しい原子価を有する金属イオンである]の単位、および式: O3/2-Si-R2-SH (III)[式中、R2=R1である]の単位からなり、その際、ケイ素原子に結合している酸素の遊離原子価は、式(I)および/または(II)の他の基のケイ素原子により、および/または式: SiO4/2 (IV)【化2】(式中、R’は、メチル基またはエチル基であり、R”は、フェニル、または線状または分枝状C2〜C12-アルキル基を表す)の架橋性の架橋要素の金属原子酸素基により飽和され、かつ式(I)の基の式(III)の基に対する比は10:1〜1:10、式(I)の基の式SiO4/2の基に対する比は1:3〜1:20、および式SiO4/2の基の式(V)の基に対する比は1:0〜1:0.5である、成形されたスルホネート基およびメルカプト基を有するオルガノポリシロキサン。
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