特許
J-GLOBAL ID:200903029143316436

線材の直接熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129735
公開番号(公開出願番号):特開平6-336620
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は各工程における処理条件を適性にすることにより、特に焼入れに起因する粒界破壊や置き割れを防いで安定した処理を可能とし、省エネ、省コストで高い生産性を実現する線材の直接熱処理方法を提供する。【構成】 機械構造用鋼を熱間圧延し、巻取後冷却してから集束し、さらに結束する工程を含む線材の製造方法において、Ar3 変態点からAr3 変態点+200°Cの温度範囲で仕上圧延した線材を、Ar3 変態点以上の温度で巻取って連続した非同心円リング状に形成し、少なくとも線材のMs点まで急冷して全断面をマルテンサイト組織としてから集束せしめ、この集束線材を結束するまでの間に450°Cから650°Cの炉雰囲気温度範囲に1時間以上保持して焼戻しする線材の直接熱処理方法。
請求項(抜粋):
機械構造用炭素鋼或いは合金鋼を熱間圧延し、巻取後冷却してから集束し、さらに結束する工程を含む線材の製造方法において、Ar3 変態点からAr3 変態点+200°Cの温度範囲で仕上圧延して所定形状にした線材を、Ar3 変態点以上の温度で巻取って連続した非同心円リング状に形成し、この巻取後、少なくとも線材のMs点まで急冷して全断面をマルテンサイト組織としてから集束せしめ、この集束線材を結束するまでの間に450°C超から650°Cの炉雰囲気温度範囲で1時間以上保持する焼戻しをすることを特徴とする線材の直接熱処理方法。
IPC (2件):
C21D 9/52 103 ,  C21D 8/06
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特開昭56-119727
  • 特開平3-010051
  • 特開昭54-066310
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審査官引用 (7件)
  • 特開昭56-119727
  • 特開平3-010051
  • 特開昭54-066310
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