特許
J-GLOBAL ID:200903029143438345

ファインブランキング方法およびファインブランキング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-071910
公開番号(公開出願番号):特開平11-267770
出願日: 1998年03月20日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 製品を半打ち抜き状態で打ち抜くとき、製品と素材とを繋げるブリッジ部の変形を防止して製品の打ち抜き精度を高める。【解決手段】 パンチ29を備えた上型7を昇降ベース6と共に下降させ、下型1に設けたカウンターパンチ31との協働で金属コイル材Cから製品Eを半打ち抜き状態に打ち抜くとき、パッド22は上型7に対して一体に固定されている。昇降ベース6が上昇を開始した直後にパッド22は上型7と一体に上昇して前記ブリッジ部の変形を防止するが、昇降ベース6が更に上昇すると、スライダ11がカム部材17に押されて左動してカム112 およびカムフォロワ101 の係合が解除され、パッド22と一体に連結された圧力プレート10が付勢手段18の付勢力で下降することにより、パッド22が下降してパンチ29から製品Eが分離される。半打ち抜き状態の製品Eは、次工程で本打ち抜き用パンチで完全に打ち抜かれて排出コンベア上に落下する。
請求項(抜粋):
金属コイル材(C)を長手方向に所定ピッチで間欠的に搬送しながら、搬送方向上流側に設けた第1加工ステーション(S1 )で製品(E)をその一部が金属コイル材(C)にブリッジ部(E1 ,E2 )で繋がった半打ち抜き状態に打ち抜く半打ち抜き工程を行うとともに、搬送方向下流側に設けた第2加工ステーション(S2 )で前記半打ち抜き状態の製品(E)を金属コイル材(C)から完全に打ち抜く完全打ち抜き工程を行うファインブランキング方法であって、前記半打ち抜き工程は、上型(7)に設けたパンチ(29)および該パンチ(29)に対して一体に結合したパッド(22)を、下型(1)に設けたダイ(30)および該ダイ(30)を摺動自在に貫通して上向きに付勢されたカウンターパンチ(31)に対して下降させることにより、金属コイル材(C)から製品(E)を半打ち抜き状態に打ち抜く第1工程と、一体に結合したパンチ(29)およびパッド(22)を上昇させて、カウンターパンチ(31)の上向きの付勢力でパンチ(29)およびカウンターパンチ(31)間に挟持した製品(E)を金属コイル材(C)と共にダイ(30)から持ち上げる第2工程と、パッド(22)およびパンチ(29)を更に上昇させながら、パッド(22)およびパンチ(29)の結合を解除してパッド(22)をパンチ(29)に対して相対的に下降させることにより、パンチ(29)から製品(E)を分離する第3工程と、を行うことを特徴とするファインブランキング方法。
IPC (3件):
B21D 28/16 ,  B21D 28/02 ,  B21D 28/10
FI (3件):
B21D 28/16 ,  B21D 28/02 Z ,  B21D 28/10 Z

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