特許
J-GLOBAL ID:200903029145692613

制振用ダンパ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-030873
公開番号(公開出願番号):特開平5-231031
出願日: 1992年02月18日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】【目的】 建物等の振動に対する減衰性を大幅に向上させることができる変形拡大機能を有するダンパ装置を提供する。【構成】 略く字形に折曲したロッド11を1対、互いに対向状態で組合わせた構成とし、ピンジョイント12,13を介して、全体として菱形状のフレーム18を構成する。フレーム18の対角線距離が長いx方向に沿う各端部から折曲部までの距離L1 ́と、同方向と直交する対角線距離が短いy方向に沿う折曲部間寸法の1/2 の距離L2 ́との関係を、L1 ́>L2 ́とする。フレーム18の対角線距離L1 ́が長いx方向に沿う各ピンジョイント13を架構への接続部とするとともに、対角線距離L2 ́が短いy方向に沿う各ピンジョイント12間に振動吸収用のダンパ14を接続する。これにより、架構17の変形を拡大して抽出し、その抽出部位でダンパ14による振動吸収を行う。
請求項(抜粋):
略く字形に折曲形成し、その両端部間を結ぶ線上に沿う端部から折曲部までの距離をL1 とし、かつ両端部間を結ぶ線に直交する前記折曲部からの距離をL2 としたときにL1 >L2 の関係が成立するロッドと、このロッドの両端部間を結ぶ線に直交する方向に沿って前記折曲部に一端が接続された振動吸収用のダンパとを備え、制振対象となる架構に前記ロッドの両端部と前記ダンパの他端部とを接続したことを特徴とする制振用ダンパ装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 311 ,  F16F 15/02

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