特許
J-GLOBAL ID:200903029149786426
ブーム付き作業車の制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-055909
公開番号(公開出願番号):特開平6-271288
出願日: 1993年03月16日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 ブームの倒伏動作と旋回動作が同時に並行して行なわれる場合においても限界性能での倒伏動作の緩停止を確実に行いもって作業上の安全性等のより一層の向上を図る。【構成】 過負荷防止装置Gを備えたブーム付き作業車の制御装置において、検出信号に基づいてブームの起伏動作の最高作動速度を制限する制限信号出力部Hと、該制限信号出力部Hからの信号により起伏動作の作動速度を制限する起伏速度量制限手段Iとを備えるとともに、上記制限信号出力部Hを、ブーム3の起伏角度及び負荷の関数として限界旋回角度を算出する限界旋回角度算出手段Jと、限界旋回角度と実際の旋回角度から限界旋回角度に近接する度合を算出する限界旋回角度近接度合算出手段Kと、該限界旋回角度近接度合算出手段Kからの信号を受けて限界旋回角度に近接する度合に対する起伏動作の最高作動速度を算出する最高起伏速度算出手段Lとで構成する。
請求項(抜粋):
車両(1)上に旋回駆動自在に搭載した旋回台(2)に、その先端部に吊荷を吊下するブーム(3)を起伏駆動自在に搭載する一方、上記旋回台(2)の旋回角度を検出する旋回角度検出手段(A)と、上記ブーム(3)の起伏角度を検出するブーム起伏角度検出手段(B)と、上記ブーム(3)に作用する負荷を検出するブーム負荷検出手段(C)と、上記旋回角度検出手段(A)と上記ブーム起伏角度検出手段(B)からの信号によりそのブーム状態における作業車の限界性能を算出する限界性能算出手段(D)と、該限界性能算出手段(D)からの信号と上記ブーム負荷検出手段(C)からの信号とを比較しブーム負荷検出手段(C)からの信号が限界性能検出手段(D)からの信号に達したときに信号を出力する比較手段(E)と、該比較手段(E)からの信号を受けて作業車の関連動作を停止させる関連動作停止手段(F)とからなる過負荷防止装置(G)を備えてなるブーム付き作業車の制御装置であって、上記各検出手段(A〜C)からの信号に基づいてブームの起伏動作の最高作動速度を制限する信号を出力する制限信号出力部(H)と、該制限信号出力部(H)からの信号により起伏動作の作動速度を制限する起伏速度量制限手段(I)とを備えるとともに、上記制限信号出力部(H)が、上記ブーム(3)の起伏角度及びブームに作用する負荷の関数として旋回台(2)の限界旋回角度を算出する限界旋回角度算出手段(J)と、該限界旋回角度算出手段(J)で算出された限界旋回角度と上記旋回角度検出手段(A)で検出される旋回台(2)の実際の旋回角度から限界旋回角度に近接する度合を算出する限界旋回角度近接度合算出手段(K)と、該限界旋回角度近接度合算出手段(K)からの信号を受けて限界旋回角度に近接する度合に対する起伏動作の最高作動速度を算出する最高起伏速度算出手段(L)とで構成されていることを特徴とするブーム付き作業車の制御装置。
IPC (2件):
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