特許
J-GLOBAL ID:200903029150316441

系統連系用インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-018113
公開番号(公開出願番号):特開平8-214562
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、直流電力を交流電力に変換する電力変換装置が電力系統から分離されたときに、過電圧を発生することなく速やかに解列することのできる系統連系用インバータ装置を得る。【構成】 電力変換装置10内の増幅器22に並列接続されて動作状態信号S8を出力する外乱増幅バイアス回路24を設け、動作状態信号は、インバータ12の出力電力指令値となる正帰還指令信号S5に関連した正帰還信号S4に重畳され、正帰還信号の変動分の絶対値を変化させずに、変動分全体を負電圧側にシフトさせることにより、正帰還指令信号S5を抑制する。
請求項(抜粋):
直流電力(Pd)を交流の出力電力(Pi)に変換するインバータ(12)と、前記出力電力の指令値(Pir)を生成する出力電力指令回路(14)と、前記指令値に応じて前記インバータを制御する電力制御回路(15)と、前記インバータの出力電力(Pi)の変動を前記電力制御回路に正帰還して増大させる有効電力変動手段(61)とを備え、電力系統(7)と連系して負荷(8)に電力を供給する系統連系システムの電力変換装置(10)により構成され、前記有効電力変動手段は、前記インバータの出力電圧(Vi)から周波数変動量(S2)を検出して特定周波数の帯域を抽出するためのバンドパスフィルタを含む周波数変動検出回路(17)と、前記周波数変動量が所定値以上のときに変動検出信号(S7)を出力する不感帯回路(18)と、前記変動検出信号を増幅する増幅器(22)と、前記特定周波数の微小変動を与えるための微小変動信号(S1)を出力する周期外乱発生回路(19)とを有し、前記増幅器により増幅された変動検出信号(S3)および前記微小変動信号を前記インバータに対する正帰還信号(S4)として、前記インバータの出力電力(Pi)の変動を増大させる系統連系用インバータ装置において、前記増幅器に並列接続されて動作状態信号(S8)を出力する外乱増幅バイアス回路(24)を設け、前記動作状態信号は、前記正帰還信号に重畳され、前記正帰還信号の変動分の絶対値を変化させずに、変動分全体を負電圧側にシフトさせることを特徴とする系統連系用インバータ装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02J 3/38

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