特許
J-GLOBAL ID:200903029153476059

ディジタル画像信号の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053130
公開番号(公開出願番号):特開平7-240903
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 サブサンプリング信号を復号する時に、間引き画素の補間のみならず、伝送画素の値を予め学習により求められた予測値に置き換えることによって、フィルタリング処理で失われた高域成分を補償し、また、予測の精度を向上するためのクラス分けとして、画像の小領域の相関の強い方向を利用する。【構成】 補正対象としての注目伝送画素とその周辺の複数の伝送画素とを含むブロックが構成される。このブロック内で同一方向に整列する伝送画素間の差分が演算され、その中の最小値が検出される。この最小値を指示する方向データが形成される。水平方向、垂直方向および斜め方向の各方向に関して、方向データが形成され、これらの方向データを合わせたものをクラスコードとして、このクラスコードがメモリ6に対して、アドレスとして供給される。メモリ6には、予め学習によって、伝送画素の予測値と真値の誤差を最小とするような係数がクラス毎に蓄えられている。この係数と周辺の画素の値との線形1次結合によって、補正値生成回路8が補正値を生成する。
請求項(抜粋):
プリフィルタを介されたディジタル画像信号をサンプリングし、上記サンプリングによって画素数が減少された信号を受け取り、上記サンプリングにより間引かれた画素を補間するようにしたディジタル画像信号の処理装置において、受け取ったディジタル画像信号中に存在する注目伝送画素の周囲の複数の伝送画素に関して、同一の方向に整列する伝送画素間の差分を生成し、上記差分に基づいて、上記注目伝送画素のクラスを決定するためのクラス分類手段と、上記入力ディジタル画像信号中に含まれ、上記注目伝送画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の伝送画素の値と係数の線形1次結合によって、上記注目伝送画素の値を作成した時に、作成された値と上記注目伝送画素の真値との誤差を最小とするような、係数を上記クラス毎に発生するための係数発生手段と、上記係数と上記注目伝送画素の空間的および/または時間的に近傍の複数の伝送画素の値との線形1次結合によって、補正された注目伝送画素の値を生成するための演算手段とからなることを特徴とするディジタル画像信号の処理装置。
IPC (2件):
H04N 7/015 ,  H04N 7/24
FI (2件):
H04N 7/00 A ,  H04N 7/13 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
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