特許
J-GLOBAL ID:200903029163287300

中空糸複合膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勝利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-267161
公開番号(公開出願番号):特開平7-116483
出願日: 1993年10月26日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【構成】 多重円筒型紡糸ノズルを用いて、結晶性の熱可塑性重合体(A)と、重合体(A)と融着性を有する重合体(B)とを2層に配して溶融複合紡糸し、次いで延伸して重合体(A)から成る層のみを多孔質化することを特徴とする、多孔質層と非多孔質層の2層からなる中空糸複合膜の製造方法。【効果】 ピンホール、亀裂、破断などがなく薄い非多孔質層を形成できる。層間剥離が生じず、ハンドリングが容易な上、多孔質側を高圧とする使用方法も可能である。工程が単純な1段成形で複合膜が成形できる。中空糸膜の外側、内側の任意の側に非多孔層を形成できる。また、膜が液体と接する用途に於て長期間安定して使用出来、界面活性剤含有水や有機溶剤(およびその水溶液)と接する用途でも高性能が発揮できる。さらに、同一外寸のサンドイッチ型3層膜に比べて非多孔層の面積を大きくできる上、製造装置や技術が単純である。
請求項(抜粋):
多重円筒型紡糸ノズルを用いて、結晶性の熱可塑性重合体(A)と、重合体(A)と融着性を有する重合体(B)とを2層に配して溶融複合紡糸し、次いで延伸して重合体(A)から成る層のみを多孔質化することを特徴とする、多孔質層と非多孔質層の2層からなる中空糸複合膜の製造方法。
IPC (5件):
B01D 69/08 ,  B01D 19/00 ,  B01D 61/36 ,  D01D 5/24 ,  D01F 6/04

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