特許
J-GLOBAL ID:200903029168900108

射出成形におけるシール圧制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-329385
公開番号(公開出願番号):特開平7-186195
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】樹脂材料の射出時にキャビテイ内の空気を外部に有効に排出させるとともに、成形時に分割面を確実にシールし、これにより高品質な成形品を効率的に成形することを可能にする。【構成】空隙38に樹脂42が射出充填されている間、弾性中空シール部材20の内圧を下げて分割面22に間隙40が形成されるため、この樹脂42が空隙38内の空気を巻き込んだり、該樹脂42の充填不良が発生することがない。次いで、空隙38内に樹脂42の充填が完了する直前になると、弾性中空シール部材20の中空部24にエアが封入されて膨張し、表皮34と基材36を密着させて間隙40が閉塞される。これにより、空隙38内で充填完了した樹脂42が外部に漏れ出ることがない。
請求項(抜粋):
成形用キャビテイを囲繞して成形型の分割面に配設された紐状の弾性中空シール部材の内圧を制御するための射出成形におけるシール圧制御方法であって、前記成形用キャビテイ内に樹脂材料が射出充填されている間、前記分割面に該成形用キャビテイを外部に開放させるための間隙を形成すべく前記弾性中空シール部材の内圧を下げておく工程と、前記成形用キャビテイ内に前記樹脂材料の充填が完了する直前に、該弾性中空シール部材の内圧を増加させて前記弾性中空シール部材を膨張させることにより前記分割面をシールする工程と、を有することを特徴とする射出成形におけるシール圧制御方法。
IPC (2件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/76

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