特許
J-GLOBAL ID:200903029170767075
磁気共鳴イメージング装置における血流描出方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-316910
公開番号(公開出願番号):特開平7-163541
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 個人差による血流速の違いに拘らず最適な撮像条件の設定が可能で一定レベルの血流描出能が得られる血流描出法を提供する。【構成】 飛行時間法等による血流像の描画のための撮像シーケンスに先立って、予め血流速測定のためのパルスシーケンスを行い、血流速についての情報を得る。この情報に基づき、撮像シーケンスにおける繰返し時間、励起角等の条件を設定する。血流速測定パルスシーケンスでは、高周波パルスを印加した後、位相エンコードパルスを正負反転して印加するシーケンスを繰返すことによって複数のエコー信号のデータを得、これらのデータの位相エンコード方向のフーリエ変換を行って、血流速を測定する。
請求項(抜粋):
静磁場中に置かれた被検体に所定の撮像パルスシーケンスで高周波パルスを印加するとともに傾斜磁場を与え、前記被検体の生体組織を構成する原子の原子核の核磁気共鳴により放出されるエコー信号を用いて画像再構成演算を行い、血流像を描出する磁気共鳴イメージング装置における血流描出方法において、血流像描出のための前記撮像パルスシーケンスに先立って血流速測定のための血流速測定パルスシーケンスを行い、前記血流速測定パルスシーケンスは高周波パルスを印加した後、位相エンコードパルスを正負反転して印加するシーケンスを繰返すことによって複数のエコー信号のデータを得、これらデータの位相方向のフーリエ変換を行うことにより、血流速を測定する工程から成り、この血流速測定パルスシーケンスによって得られた血流速に基づき前記撮像パルスシーケンスの撮像条件を設定することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置における血流描出方法。
IPC (3件):
A61B 5/055
, G01N 24/00
, G01P 5/22
FI (2件):
A61B 5/05 382
, G01N 24/00 D
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-136648
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特開昭63-068152
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特開平2-255124
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