特許
J-GLOBAL ID:200903029173455244

コーティング用樹脂組成物とこれを用いた塗装品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-045376
公開番号(公開出願番号):特開2000-239608
出願日: 1999年02月23日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 有機層表面に塗布したときに、その有機層との密着性および耐クラック性に優れた被膜を形成し得るコーティング用樹脂組成物を提供する。【解決手段】 このコーティング用樹脂組成物は、(A)一般式R1 m SiX4-m で表される加水分解性オルガノシランを、有機溶媒、水またはそれらの混合溶媒中で、前記加水分解性基(X)1モル当量当たり水0.001〜0.5モルを使用する条件下で部分加水分解してなるオルガノシランオリゴマー、(B)平均組成式R2 a Si(OH)b O(4-a-b)/2 で表され、分子中にシラノール基を含有するポリオルガノシロキサン、(C)シリカ、(D)硬化触媒を含み、さらに(E)一般式R3 m SiX4-m で表される(ここで、R3 の少なくとも1つが、アミノプロピル基、グリシドキシプロピル基、アリル基、メタクリロキシプロピル基からなる群から選ばれるいずれかであり、m=1〜3の整数)加水分解性オルガノシランを含むことを特徴とする。
請求項(抜粋):
下記(A)、(B)、(C)および(D)成分を含むコーティング用樹脂組成物であって、さらに下記(E)成分を含むことを特徴とするコーティング用樹脂組成物。(A)成分:一般式R<SP>1 </SP><SB>m </SB>SiX<SB>4-m </SB> ...(I)で表される(ここでR<SP>1 </SP>は同一または異種の置換もしくは非置換で炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、mは0〜3の整数、Xは加水分解性基を示す。)加水分解性オルガノシランを、有機溶媒、水またはそれらの混合溶媒中で、前記加水分解性基(X)1モル当量当たり水0.001〜0.5モルを使用する条件下で部分加水分解してなるオルガノシランオリゴマー。(B)成分: 平均組成式R<SP>2 </SP><SB>a </SB>Si(OH)<SB>b </SB>O<SB>(4-a-b)/2 </SB> ...(II)で表され(ここでR<SP>2 </SP>は同一または異種の置換もしくは非置換で炭素数1〜8の1価炭化水素基を示し、aおよびbはそれぞれ0.2≦a≦2、0.0001≦b≦3、a+b<4の関係を満たす数である。)、分子中にシラノール基を含有するポリオルガノシロキサン。(C)成分:シリカ。(D)成分:硬化触媒。(E)成分:一般式R<SP>3 </SP><SB>m </SB>SiX<SB>4-m </SB> ...(III)で表される(ここで、R<SP>3 </SP>の少なくとも1つが、アミノプロピル基、グリシドキシプロピル基、アリル基、メタクリロキシプロピル基からなる群から選ばれるいずれか(mが2または3の場合、R<SP>3 </SP>はすべて同一であるか、またはその少なくとも1つが異種である。R<SP>3 </SP>の少なくとも1つが異種である場合、R<SP>3 </SP>はすべてアミノプロピル基、グリシドキシプロピル基、アリル基、メタクリロキシプロピル基からなる群から選ばれるいずれかであるか又はR<SP>3 </SP>の1つがまたは2つが互いに独立にメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基およびフェニル基のいずれかである。)であり、mは1〜3の整数、Xは加水分解性基を示す。)加水分解性オルガノシラン。
Fターム (13件):
4J038CG142 ,  4J038CH172 ,  4J038CH232 ,  4J038DB372 ,  4J038DL031 ,  4J038HA216 ,  4J038HA446 ,  4J038JC30 ,  4J038JC34 ,  4J038JC35 ,  4J038KA04 ,  4J038PB09 ,  4J038PC08

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