特許
J-GLOBAL ID:200903029175650516

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214710
公開番号(公開出願番号):特開平8-074754
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月19日
要約:
【要約】【目的】各自転防止機構で分承される可動スクロールのスラスト力を低減して、スラスト軸受部の無潤滑化を図る。【構成】少なくとも3組の各自転防止機構Rにスラスト軸受62、63を配して、可動スクロール4に作用するスラスト力を分承させる一方、各自転防止機構Rを含む空域をシ-ル手段64により囲封し、この囲封された閉塞空域70に導入した圧力気体によって、可動スクロール4にスラスト力として作用する圧縮反力と平衡するよう構成したので、垂直抗力に比例する摩擦力の低下が潤滑剤に依存することなくスラスト軸受の耐用性を向上させ、圧縮機の真のオイルフリー化に貢献する。
請求項(抜粋):
固定スクロールと、該固定スクロールと互いに渦巻体の位相をずらして噛合する可動スクロールと、該可動スクロールの背面とこれを支持するハウジングの対向面との間に配設された少なくとも3組の自転防止機構とを有し、該可動スクロールが該自転防止機構によって自転を拘束された状態で公転することにより、両渦巻体間に形成される作動室の容積を縮小させながら順次中心方向へ移動させ、これによって該作動室に取り込まれた気体の圧力を高めて吐出するようにしたスクロール型圧縮機において、上記自転防止機構は、軸方向に延在して互いに嵌り合い、かつ相対的な運動規制によって可動スクロールに公転のみ許容する規制ピン及び規制リングと、該規制リングの外周域に配置されて該可動スクロールを支承するスラスト軸受とを包含してなり、該自転防止機構のさらに外周域にはこれらをすべて囲封するシール手段を設けるとともに、該シール手段によって囲封された閉塞空域に圧力気体を導入する導圧手段を配設したことを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (4件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02 ,  F04C 27/00 321 ,  F04C 29/02

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