特許
J-GLOBAL ID:200903029175700483
大断面地中構造物の構築方法及び該構造物の構築に用いる分割ブロック及び掘削機
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
相田 伸二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-089678
公開番号(公開出願番号):特開平5-256098
出願日: 1992年03月13日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】大断面地中構造物を、効率的、経済的に構築する。【構成】サイロット部9A、9Bを構築し、掘削機10のガイド部13を、既設のアーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと係合させて、サイロット部間を往復させる形で、地山20を掘削し、該掘削機10の後方に掘削形成されたアーチ型空洞6に、新たなアーチ部材1を、アーチ帯3のアーチ部材1の凹部1aと新たなアーチ部材1の凸部1bを係合させる形で建て込み、更なるアーチ帯3を構築し、これら構築されたアーチ帯3の内側の地山20である中央部7の掘削を行う。構築されたアーチ帯3を、トンネル5の本体構造として利用する。
請求項(抜粋):
構築すべき構造物のアーチ部のアーチ形状に対応して、その軸心方向の形状を円弧状に形成した分割ブロックを有し、該分割ブロックの前記構造物の構築方向に対応する第1の側面に、前記アーチ部の形状に対応して円弧状に伸延する形で、第1の係合部を設け、前記第1の側面に背向する第2の側面に、前記第1の係合部と係合し得る第2の係合部を設け、また、地山を掘削し得る掘削機を有し、該掘削機の外殻を、その軸心方向の形状を前記分割ブロックの形状に対応させて円弧状に形成し、かつ該外殻の前記構造物構築方向に対応する側面に、前記分割ブロックの第1の係合部と係合し得る案内部を設け、前記構築すべき構造物のアーチ部の両端に対応する地山中に、それぞれサイロットを構築し、前記サイロット間に、前記掘削機を掘進させると共に、該掘削機の後方に前記分割ブロックを前記第1の係合部と第2の係合部のそれぞれが整合する形で、直列に建て込みアーチブロックを構築し、前記アーチブロック構築後、前記掘削機を、該掘削機の案内部と、前記アーチブロックに建て込まれた分割ブロックの第1の係合部とを係合させて、第1の係合部をガイドとして、前記サイロット間を掘進させると共に、該掘削機の後方に前記分割ブロックを、該分割ブロックの前記第2の係合部を前記アーチブロックの分割ブロックの第1の係合部とを係合させて、該第1の係合部をガイドとして、直列に建て込み、前記アーチブロックに隣接して新たなアーチブロックを構築し、これら構築されたアーチブロックの内側部分の地山を掘削するようにして構成した大断面地中構造物の構築方法。
IPC (3件):
E21D 13/02
, E21D 9/00
, E21D 9/04
引用特許:
前のページに戻る