特許
J-GLOBAL ID:200903029180465824

埋設鋼管の塗膜損傷位置検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057102
公開番号(公開出願番号):特開平10-239267
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 地中埋設管の塗膜損傷位置を、高感度で精度良く、確実に検出する。【解決手段】 M系列信号発生器10の信号を電力増幅器3で増幅し、埋設鋼管1と設置電極の間に印加する。探査機6を埋設鋼管1の長手方向に沿って、地表面を走行させ、車輪電極6a、6b間の電位差を検出する。M系列参照信号発生器11からはM系列信号発生器10の信号と同じパターンの参照信号が出力されている。車輪電極6a、6b間の電位差と参照信号の相互相関相関処理部で演算し、そのピーク値を電位差の代表値として採用し、この代表値を用いて演算処理を行う。これにより、S/N比が大幅に改善される。
請求項(抜粋):
埋設鋼管と大地の間に交流電圧を印加することにより当該埋設鋼管に交流電圧を流し、この電流により地上に発生する電位分布を、管軸方向に沿った位置にある2点間の電位差を、当該2点を移動させながら順次検出することにより測定し、その電位分布の変化から当該埋設鋼管の塗膜損傷位置を検知する方法において、埋設鋼管に印加する交流電圧にランダム信号又は擬似ランダム信号を用い、前記埋設鋼管に印加する交流電圧から取出した参照信号と、前記2点間の電位差の検出波形との間で相互相関処理を行い、そのピーク値を前記2点間の電位差の代表値とし、当該代表値より電位分布を求め、求めた電位分布の変化から当該埋設管の塗膜損傷位置を検出することを特徴とする埋設鋼管の塗膜損傷位置検出方法。

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