特許
J-GLOBAL ID:200903029184277968

干渉キャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 船津 暢宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237479
公開番号(公開出願番号):特開平11-088230
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 従来の干渉キャンセラでは、レプリカ信号を再生する際に帯域制限を行うため、帯域制限フィルタを各局ごとに備えて、ハードウェア規模が増大するという問題点があったが、本発明では、ハードウェア規模を縮小できる干渉キャンセラを提供する。【解決手段】 DS-CDMA方式により多重化された各局の信号の入力を受けて、各局ごとに設けられたマッチドフィルタ10が対応する局の拡散符号と当該入力信号との相関値を演算し、当該相関値を基に遅延プロファイル抽出部2が抽出した遅延プロファイルをパスタイミング検出部11が検出したタイミングで抜き出された相関値をトランスバーサルフィルタ13′が再拡散し、レプリカ信号として、入力信号からキャンセルする干渉キャンセラである。
請求項(抜粋):
各局の信号がDS-CDMA方式により多重化され、前記各局から種々の径路を経由して到来する信号に雑音が加わった入力信号から、前記各局から到来した各々の信号を再生して、レプリカ信号を得て、前記入力信号から前記各局ごとのレプリカ信号の全部を差し引いてキャンセルし、前記雑音を含む残余の信号を抽出するとともに、前記各局ごとのレプリカ信号を外部に出力する干渉キャンセラにおいて、前記各局ごとに設けられたレプリカ信号を再生する手段が、それぞれ対応する局の拡散符号をタップ係数として、前記入力信号と当該タップ係数との相関値を出力するマッチドフィルタと、前記マッチドフィルタが出力する相関値から遅延プロファイルを抽出し、符号発生タイミング信号として出力するとともに、当該符号発生タイミング信号に表されるタイミングで、前記相関値をそのまま出力することで、伝送路のインパルス応答に情報データが乗算された信号であるデータ応答信号を出力することとなるデータ応答信号抽出手段と、前記データ応答信号抽出手段から入力されるデータ応答信号を再拡散してレプリカ信号として出力するトランスバーサルフィルタとを有することを特徴とする干渉キャンセラ。
IPC (4件):
H04B 1/707 ,  H03H 15/00 ,  H04B 1/10 ,  H04B 7/005
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H03H 15/00 ,  H04B 1/10 L ,  H04B 7/005

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