特許
J-GLOBAL ID:200903029185788478

動き適応画像符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296529
公開番号(公開出願番号):特開平5-111015
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 精細度が高いブロックに対しては粗く量子化し、精細度が低いブロックに対しては細かく量子化して、ブロック歪が視覚的に目立たなく、良好な画質を得ることができる動き適応画像符号化装置を提供する。【構成】 ブロック化された画像データの各ブロックの動きベクトルを動き検出部33により検出し、分類処理部48により動きベクトルに基づいて動きが速い領域のブロックと動きが遅い領域のブロックに分けるとともに、DCT処理部38により直交変換される画像データの各ブロック毎のパワーをブロックパワー算出部36により算出し、量子化ステップ幅制御部49により量子化ステップ幅を動きに応じて適応的に変化させる。
請求項(抜粋):
入力画像データを空間配置におけるn×n個を1ブロックとするブロックに分割するブロック化手段と、このブロック化手段からの各ブロックの画像データを直交変換する直交変換手段と、この直交変換手段により直交変換された画像データの直交変換係数を量子化する量子化手段と、この量子化手段により量子化された直交変換係数の量子化データを逆量子化する逆量子化手段と、この逆量子化手段により逆量子化された画像データの直交変換係数を逆直交変換する逆直交変換手段と、この逆直交変換手段により逆直交変換された画像データを1フレーム分記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像データと入力画像データとから各ブロックの動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、この動きベクトル検出手段により検出された動きベクトルに基づいて、各ブロックを動きの速い画像領域のブロックと動きの遅い画像領域のブロックとに分類する分類手段と、上記直交変換手段により直交変換される画像データの各ブロック毎のパワーを算出するブロックパワー算出手段と、このブロックパワー算出手段により算出された各ブロック毎のパワーと上記分類手段による分類出力に基づいて、上記量子化手段及び逆量子化手段の各量子化ステップ幅を適応的に変化させる量子化ステップ幅制御手段とを備え、上記量子化ステップ幅制御手段は、上記動きの速い画像領域のブロックに対しては粗い量子化ステップ幅を割り当て、また、上記動きの遅い画像領域のブロックに対しては細かい量子化ステップ幅を割り当てる制御を行うことを特徴とする動き適応画像符号化装置。
IPC (2件):
H04N 7/137 ,  G06F 15/66 330

前のページに戻る