特許
J-GLOBAL ID:200903029186014417

内燃機関の冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-299719
公開番号(公開出願番号):特開平8-158871
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】 過給機とインタクーラ付の内燃機関において、ウォータポンプの吐出量を増やさずに暖機中の高負荷時の冷却水の過昇温の防止、暖機後のインタクーラの冷却を行うことができる内燃機関の冷却装置の提供を目的とする。【構成】 冷却手段13を通る冷却水路21〜23とこれを迂回する冷却水路24とをサーモスタット40で切換えて冷却水を循環させる冷却装置20と、インタクーラ5を備える機関1において、冷却水のウォータポンプ30吐出側からインタクーラを通して流路切換弁50に通じる水路25と、流路切換弁50の2つの吐出口からそれぞれ冷却手段13の一端と他端に通じる2つの水路26, 27を設け、機関暖機中の低負荷時はインタクーラ5の冷却水を冷却手段13を通さずに戻し、暖機中の高負荷時はインタクーラ5の冷却水を冷却手段13を通して戻し、機関の暖機後は機関1の冷却水とインタクーラ5の冷却水の両方を冷却手段13を通して戻す様に構成する。
請求項(抜粋):
ウォータポンプの吐出口と内燃機関の冷却水通路入口とを連通する第1連通路と、内燃機関の冷却水通路出口と冷却水の冷却手段の一端とを連通する第2連通路と、前記冷却手段の他端と前記ポンプの吸入口とを連通する第3連通路と、前記第2連通路の途中に位置する第1の分岐点と前記第3連通路の途中に位置する第2の分岐点とを連通する第4連通路と、この第2の分岐点に設けられて冷却水温度が所定温度未満の時に前記第4連通路を前記ポンプに連通し、冷却水温度が所定温度以上の時に前記冷却手段の他端を前記ポンプに連通するサーモスタットとから構成される冷却装置を備える内燃機関であって、その吸気通路にインタクーラを装備するものにおいて、前記冷却装置に更に、前記第1連通路の途中に位置する第3の分岐点と前記インタクーラの冷却水入口とを連通する第5の連通路と、前記インタクーラの冷却水出口と前記第2連通路の前記第1の分岐点より前記冷却手段側に位置する第4の分岐点とを連通する第6の連通路と、前記第6連通路の途中に位置する第5の分岐点と前記第3の連通路の前記サーモスタットより前記冷却手段側に位置する第6の分岐点とを連通する第7連通路と、前記第5の分岐点に設けられた流路切換弁と、内燃機関の運転状態パラメータを検出する運転状態パラメータ検出手段と、内燃機関が暖機中でかつ低負荷時、および内燃機関の暖機後に、前記インタークーラの冷却水出口が前記第2連通路に連通するように前記流路切換弁を切り換えると共に、内燃機関が暖機中でかつ高負荷時に、前記インタークーラの冷却水出口が前記第3連通路に連通するように前記流路切換弁を切り換える流路切換弁制御手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
IPC (3件):
F02B 29/04 ,  F01P 3/20 ,  F01P 7/16 502

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