特許
J-GLOBAL ID:200903029192905315

通信システムおよびそれに使用される電子制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-037552
公開番号(公開出願番号):特開平10-233789
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 データを可変長としメッセージ長を付加したフレーム構成において受信エラーを確実に判定できるようにする。【解決手段】 NRZ符号からなる伝送データにより、共通データ回線を介して複数のノード間で送受信を行う通信システムにおいて、伝送データを、SOF、プライオリティ、メッセージ長、デスティネーションID、メッセージID、DATA(可変長のデータ領域)、CRC(誤り検出符号)、EOM(メッセージ終了符号)、RSP、およびEOFにてフレーム構成した。なお、EOMは、ビットスタッフィングルールに違反した構成になっており、このことによってEOMを確実に認識することができる。また、EOMを用いてメッセージの長さを認識することができるため、メッセージ長との比較により、正しく受信できたか判定することができる。従って、メッセージ長あるいはEOMがノイズ等によって化けた場合にはその受信エラーを確実に判定することができる。
請求項(抜粋):
共通データ回線と、この共通データ回線に接続された複数の電子制御装置とを備え、前記複数の電子制御装置の各々が、伝送データにより、前記共通データ回線を介して他の電子制御装置と送受信を行う通信システムであって、前記複数の電子制御装置の各々は、非破壊型CSMA/CD方式を用いて前記伝送データの送信を行う通信手段を備えており、前記通信手段は、NRZ符号にて前記伝送データを生成するものであって、この伝送データは、可変長のデータを有するメッセージを、前記メッセージの長さを示すメッセージ長と、前記メッセージの終了を示す終了符号で挟んだフレーム構成になっており、前記メッセージおよび前記メッセージ長は、ビットスタッフィングルールに従って生成され、前記終了符号は、前記ビットスタッフィングルールに違反した構成になっていることを特徴とする通信システム。

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