特許
J-GLOBAL ID:200903029198565001

乳化剤を含まない熱硬化性のコーティング材料、その製造及び使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 千嘉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001427
公開番号(公開出願番号):特開平6-234952
出願日: 1994年01月12日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 水性エマルジョンの形態の乳化剤を含まない熱硬化性のコーティング剤の提供。【構成】 このコーティング材料はA) 5〜50重量%の1つ又はそれより多いヒドロキシル官能基を持つポリエステルオリゴマー中の30〜80重量%の1つ又はそれより多いポリエステルオリゴマー/ポリアクリレート、及びB) 70〜20重量%の1つ又はそれより多い封鎖されたポリイソシアネート及び/又は1つ又はそれより多いメラミン樹脂(この場合メラミン樹脂の少なくとも1つはヘキサメトキシメチルメラミン樹脂である)を含む〔この場合樹脂の固体の重量に対する成分A)及びB)の重量百分率は合計すると100重量%になり、そしてポリイソシアネートが存在する場合、成分A)中のOH基及び成分B)中の封鎖されたNCO基の比率は0.5:1から2:1である〕。
請求項(抜粋):
A) 5〜50重量%の1つ又はそれより多いヒドロキシル官能基を持つポリエステルオリゴマー中の30〜80重量%の1つ又はそれより多いポリエステルオリゴマー/ポリアクリレート、及びB) 70〜20重量%の1つ又はそれより多い封鎖されたポリイソシアネート及び/又は1つ又はそれより多いメラミン樹脂(この場合メラミン樹脂の少なくとも1つはヘキサメトキシメチルメラミン樹脂である)を含み(この場合樹脂の固体の重量に対する成分A)及びB)の重量百分率は合計すると100重量%になり、そしてポリイソシアネートが存在する場合、成分A)中のOH基及び成分B)中の封鎖されたNCO基の比率は0.5:1から2:1である)、並びに水及び場合により1つ又はそれより多い有機溶剤、色素、触媒、充填剤及び/又はラッカーに普通に使用する助剤及び添加剤を含む、水性エマルジョンの形態の乳化剤を含まない熱硬化性のコーティング剤であって、前記ポリエステルオリゴマー/ポリアクリレートは塩基で中和後水で希釈することができ、50〜95重量%の1つ又はそれより多い疎水性及び親水性部分を持つ不飽和カルボン酸のエステルのラジカル重合により得られるもので、この場合、a) 前記疎水性部分は第二OH基を持つ不飽和カルボン酸のモノマーエステルに基づいており、そしてOH基を含まないコモノマーと混合して存在しうるものであり、そしてb) 前記親水性部分は第一OH基を持つ不飽和カルボン酸のモノマーエステル及びCOOH基を持つ不飽和カルボン酸のモノマーエステルに基づいており、そしてOH基を含まないコモノマーと混合して存在しうるものであり、この場合、コポリマー中の成分b)及びa)に存在する第一OH基の第二OH基に対する数比は1:1.5から1:2.5であり、前記ヒドロキシル官能基を持つポリエステルオリゴマーは1つ又はそれより多いジオール及び/又はポリオール及び1つ又はそれより多いジカルボン酸及び/又はそれらの誘導体の重縮合により得られるもので、そして200〜1000の最終分子量、100〜600のヒドロキシル価及び0〜15の酸価を持ち、この場合、モノマーa)及びb)はポリエステルオリゴマー/ポリアクリレートが100〜390のヒドロキシル価及び16〜50の酸価及び1000〜10000の数平均分子量を持つような量で使用されるものとし、そして、各重量%は固体含量に関連しそしてそれらを合計すると100重量%になる、上記したコーティング剤。
IPC (3件):
C09D151/08 PGX ,  C09D161/32 PHK ,  C09D175/04 PHM

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