特許
J-GLOBAL ID:200903029198853252

内燃機関の失火検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273990
公開番号(公開出願番号):特開平8-135553
出願日: 1994年11月08日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 点火コイルの2次側の放電電圧の変動を受ける期間に誤検出をすることなく精度の高い失火検出を行う内燃機関の失火検出装置を得る。【構成】 点火コイル1の1次コイル1a側からのバイアス電圧の供給を受けて充電し点火プラグ2aの放電時に該充電された電圧を点火プラグ側に印加してイオン電流を流出させるコンデンサ9を有し、コンデンサ9から流出されるイオン電流の検出に基づいて失火の有無を判断する失火検出回路8とを備えた内燃機関の失火検出装置において、1次コイル1aの他端と演算増幅器14の反転入力端子との間に設けられて、コンデンサ9の充電電圧設定用ツェナーダイオード10のツェナー電圧以下のツェナー電圧を有し、そのツェナー電圧を越えて流れる電流を演算増幅器14の反転入力端子側に流出させる方向に接続した放電期間検出用ツェナーダイオード17を備えた。
請求項(抜粋):
1次コイルの一端に電源を接続すると共に他端に内燃機関の点火時期にスイッチング制御されるスイッチング素子を接続してなる点火コイルと、この点火コイルの2次コイル側に接続されて高電圧の印加に基づいて内燃機関の燃焼室内で放電を生じさせて混合気を着火させる点火プラグと、上記点火コイルの1次コイル側からのバイアス電圧の供給を受けて充電し上記点火プラグの放電時に該充電された電圧を点火プラグ側に印加してイオン電流を流出させるコンデンサ、このコンデンサの低電位側とアースとの間に上記コンデンサへの充電電流の供給方向に接続された第1のダイオード及び上記コンデンサからのイオン電流の流出方向に接続された第2のダイオード、上記コンデンサの高電位側とアース間に接続されて該コンデンサの充電電圧を設定する充電電圧設定用ツェナーダイオード、上記コンデンサの低電位側を反転入力端子としアースを非反転入力端子とすると共に上記反転入力端子と出力端子間に帰還抵抗を接続してなる演算増幅器を有し、上記コンデンサから流出されるイオン電流の検出に基づいて失火の有無を判断する失火検出回路とを備えた内燃機関の失火検出装置において、上記点火プラグの放電期間中は上記演算増幅器から出力が送出されるのを阻止して失火検出回路による誤検出を防止する放電期間検出部を設けたことを特徴とする内燃機関の失火検出装置。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  F02P 3/04 304

前のページに戻る