特許
J-GLOBAL ID:200903029202360428

樹脂巻き部品の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 隆文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-309576
公開番号(公開出願番号):特開平8-142112
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】ダミーボスシャフト5によって、転がり軸受2の内周と側面とを閉塞する。型締め状態で、転がり軸受2の端面外周縁の近傍に、上記ダミーボスシャフトの鍔部52とキャビティ型3とによって、環状のフィルムゲートGを構成する。このフィルムゲートGを通して、キャビィテイC内に溶融樹脂を充填する。【効果】樹脂部のゲート痕が、その内周面に沿って筋状に連続するので、内部応力がゲート痕に対して集中的に作用するのを防止することができる。このため、ゲート痕部分からクラックが発生するのを防止することができる。溶融樹脂をキャビティCに均等に充填することができるので、樹脂部全体を均一且つ高精度に成形することができる。樹脂部の内周円筒部12に内部応力が残留するのを抑制することができるので、転がり軸受2の真円度が悪化したり、ラジアルすきまが減少したりするのを防止することができる。
請求項(抜粋):
環状の樹脂部の成形と同時に、環状の金属部材を当該樹脂部の内周に一体化する樹脂巻き部品の成形方法において、軸部の一端に金属部材の外径よりも小さい外径の鍔部を備えるダミーボスシャフトをキャビティ内に配置するとともに、上記軸部の外周に金属部材の内周を嵌合し、且つ上記鍔部の側面に金属部材の端面を沿わせた状態で、上記ダミーボスシャフトの鍔部とキャビティ型とによって形成され、且つ上記金属部材の端面外周縁の近傍に沿って設けられるとともに、金属部材の外径よりも小さい外径の環状のフィルムゲートを通して、キャビィテイ内に溶融樹脂を充填することを特徴とする樹脂巻き部品の成形方法。
IPC (2件):
B29C 45/14 ,  F16H 55/48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-148159
  • 特開昭58-148159

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