特許
J-GLOBAL ID:200903029203958297

粒子加速器のタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-347235
公開番号(公開出願番号):特開平7-192900
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、追従性の異なる複数の制御対象機器に対してその補正を容易に行え、加速に要する時間を容易に変更できることを最も主要な目的とする。【構成】荷電粒子入射器から入射される荷電粒子ビームを所定エネルギーへ加速するための加速装置と、荷電粒子ビームが所定の軌道を周回するように偏向・収束させるための電磁石とを備えた加速・蓄積リングからなる粒子加速器の、加速に関する制御対象機器の動作を制御する粒子加速器のタイミング制御装置において、加速に関する制御対象機器の動作基準値を更新するタイミングの基準となる基準クロックを出力する基準クロック発生手段と、基準クロックと加速開始を示すスタートパルスとの同期をとって、同期クロックを出力する同期手段と、制御対象機器と同数設けられ、同期クロックを基準にして、動作基準値を更新するタイミングを制御対象機器毎に独立に設定できる遅延手段とを備えることを特徴とする。
請求項(抜粋):
荷電粒子入射器から入射される荷電粒子ビームを所定のエネルギーへ加速するための加速装置と、前記荷電粒子ビームが所定の軌道を周回するように偏向・収束させるための電磁石とを備えた加速・蓄積リングからなる粒子加速器における、加速に関する複数の制御対象機器の動作を制御する粒子加速器のタイミング制御装置において、前記加速に関する複数の制御対象機器の動作基準値を更新するタイミングの基準となる基準クロックを出力する基準クロック発生手段と、前記基準クロック発生手段から出力される基準クロックと、加速開始を示すスタートパルスとの同期をとって、同期クロックを出力する同期手段と、前記制御対象機器と同数だけ設けられ、前記同期手段から出力される同期クロックを基準にして、前記動作基準値を更新するタイミングを各制御対象機器毎に独立に設定できる遅延手段と、を備えて成ることを特徴とする粒子加速器のタイミング制御装置。

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