特許
J-GLOBAL ID:200903029208744031

排気ガスフィルタとその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-109682
公開番号(公開出願番号):特開平5-306614
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 ディーゼルエンジンなどの微粒子(パティキュレート)を除去するための排気ガスフィルタのうち、シリカ-アルミナ系繊維を粘土鉱物、長石類のいずれかを含む無機バインダで結合させた板状体をフィルタ素子として用いたものに関し、無機バインダ中のK2O含有率を1.8〜3.2wt%とし、石英相及びクリストバライト相がなくなる温度で焼成することにより、排気ガスフィルタの機械的強度を増大させるとともに、耐熱性、耐熱衝撃性を向上させる。【構成】 シリカ-アルミナ系繊維を、K2O含有率が1.8〜3.2wt%の粘土鉱物、長石類(好ましくはセリサイト)を主結晶成分とする無機バインダで結合させたハニカム構造体を、ハニカム構造体中に析出する石英及びクリストバライトが完全に前記ガラス相中に溶け込む温度以上の温度にて加熱焼成を行うことにより熱膨張率を減少させ、耐熱衝撃性を向上させるとともに、前記無機バインダの軟化点を向上させ、耐熱性を向上させる。
請求項(抜粋):
主成分としてAl2O3、SiO2よりなるセラミックス繊維を、少なくともK2O、Al2O3、SiO2からなる無機バインダで結合させたハニカム構造体であって、前記無機バインダのK2Oの含有率が1.8〜3.2wt%の範囲にあることを特徴とする排気ガスフィルタ。
IPC (2件):
F01N 3/02 301 ,  B01D 39/20
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-180772
  • 特公昭60-041015
  • 特開昭63-069752
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