特許
J-GLOBAL ID:200903029214329313

光コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-366173
公開番号(公開出願番号):特開2002-169061
出願日: 2000年11月30日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 振動の影響やファイバに加わる外力の影響などによる損失変動を少なくすると共に、コネクタ嵌合時に光ファイバの端面に傷がつくのを防止する。【解決手段】 レセプタクルコネクタ45とプラグコネクタ46との結合時に、レセプタクルコネクタ45のガイド筒50Bの先端部がプラグコネクタ46に収容された第2のフェルール55の段差部55Dに当接して両フェルール51,55の相対位置が決定される。また、当接箇所は、それぞれのコネクタ45,46内のフェルール51,55がスプリング52,56によって互いに密着する方向に押される。レセプタクルハウジング50のガイド筒50Bの先端がプラグ収容空間50Aから突出せず、且つその先端側から第2のフェルール55の先端部を完全に収容可能なだけ第1のフェルール51の先端部が奥まって収容されている。第2のフェルール55の先端はプラグハウジング54のガイド筒収容空間54Aから突出しない構造となっている。
請求項(抜粋):
光ファイバを結合するレセプタクルコネクタ及びプラグコネクタから成る光コネクタにおいて、前記レセプタクルコネクタは、一方の光ファイバの結合端部に外装されて、先端部が他の部分よりも小径の筒状部をなし、これに続く基端部との境界に段差部を形成してなる第1のフェルールと、先端側に前記プラグコネクタの先端部を収容するプラグ収容空間を形成すると共に、前記プラグ収容空間内に前記第1のフェルールの先端部を収容する内孔を有するガイド筒を突設し、前記ガイド筒の内孔につながる基端側に前記第1のフェルールの基端部を収容する前記ガイド筒の内孔よりも大径の第1のフェルール収容部を形成し、この第1のフェルール収容部と前記ガイド筒の内孔の基端部との間に段差部を形成してなるレセプタクルハウジングと、このレセプタクルハウジングの第1のフェルール収容部の段差部に前記第1のフェルールの段差部を所定のバネ圧をもって押し付けた状態で前記第1のフェルールが外装された光ファイバの端部を前記レセプタクルハウジングに取り付ける第1の光ファイバ取付部材とを備え、前記プラグコネクタは、他方の光ファイバの結合端部に外装されて、先端部が他の部分よりも小径の筒状部をなし、これに続く基端部との境界に段差部を形成してなる第2のフェルールと、先端側に前記レセプタクルコネクタのガイド筒を導入すると共に前記第2のフェルールの先端部を収容するガイド筒収容空間を形成し、前記ガイド筒収容空間につながる基端側に前記第2のフェルールの基端側を収容する前記ガイド筒収容空間よりも大径の第2のフェルール収容部が形成され、この第2のフェルール収容部と前記ガイド筒収容空間との間に段差部を形成してなるプラグハウジングと、このプラグハウジングの第2のフェルール収容部の段差部に前記第2のフェルールの段差部を所定のバネ圧をもって押し付けた状態で前記第2のフェルールが外装された光ファイバの端部を前記プラグハウジングに取り付ける第2の光ファイバ取付部材とを備え、前記レセプタクルハウジングのガイド筒の先端が前記プラグ収容空間から突出せず、且つその先端側から前記第2のフェルールの先端部を完全に収容可能なだけ前記第1のフェルールの先端部が奥まって収容され、前記第2のフェルールの先端が前記プラグハウジングのガイド筒収容空間から突出せず、前記レセプタクルコネクタと前記プラグコネクタとの結合時に、前記レセプタクルコネクタのガイド筒の先端部が前記プラグコネクタに収容された第2のフェルールの段差部に当接して前記両フェルールの相対位置が決定されるように構成されたことを特徴とする光コネクタ。
Fターム (6件):
2H036JA05 ,  2H036MA05 ,  2H036QA23 ,  2H036QA43 ,  2H036QA51 ,  2H036QA57

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