特許

J-GLOBAL ID：200903029216635080

エステル基を有するアミノ化合物の保存方法

発明者： 大田和 康規 ,  加藤 徹 ,  西本 宇一郎 ,  外谷 孝四郎
出願人/特許権者： 花王株式会社
代理人 (1件)： 古谷 馨 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-028032
公開番号（公開出願番号）：特開平6-239816
出願日： 1993年02月17日
公開日（公表日）： 1994年08月30日
要約：

【要約】【目的】 長期保存しても着色を最小限に抑えることのできるエステル基を有するアミノ化合物の保存方法を提供する。【構成】 一般式(1)【化1】〔式中、R1,R2は炭素数1〜22のアルキル基、式 R4X(CH2)m-で表される基、式R5O(CH2)m-で表される基等、R3及びR4は炭素数7〜21のアルキル基又はアルケニル基、R5は炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基、X は-CONH-又は-COO-、m 及びn は2〜9の整数を示す。〕で表されるエステル基を有するアミノ化合物を保存する際に、L-アスコルビン酸、dl-α-トコフェロール、ホスホン酸基を有する化合物、及び特定の安息香酸誘導体からなる群から選ばれる色相安定化剤を添加する。

請求項（抜粋）：

一般式(1)【化1】〔式中、R1,R2はそれぞれ独立に直鎖又は分岐鎖の炭素数1〜22のアルキル基、アルケニル基、ヒドロキシアルキル基、式 R4X(CH2)m-で表される基あるいは式R5O(CH2)m-で表される基を示し、R3,R4は直鎖又は分岐鎖の炭素数7〜21のアルキル基又はアルケニル基を示し、R5は直鎖又は分岐鎖の炭素数8〜22のアルキル基又はアルケニル基を示し、X はアミド結合(-CONH-)又はエステル結合(-COO-)を示し、m 、n はそれぞれ独立に2〜9の整数を示す。〕で表されるエステル基を有するアミノ化合物に、L-アスコルビン酸、dl-α-トコフェロール、一般式(2)【化2】〔式中、M はH 又は1価の陽イオンを示す。〕で表されるホスホン酸基を少なくとも1個有するホスホン酸化合物、ポリホスホン酸化合物あるいはそれらの塩、及び一般式(3)【化3】〔式中、Z1〜Z5はそれぞれ独立に H、OH又は炭素数1〜5のアルキル基を示し、Z1〜Z5のうち少なくとも2個はOH又は炭素数1〜5のアルキル基である。M はH又は1価の陽イオンを示す。〕で表される安息香酸誘導体からなる群から選ばれる色相安定化剤の1種又は2種以上を添加することを特徴とするエステル基を有するアミノ化合物の保存方法。

IPC (2件)：

C07C219/06 ,  C07C213/10