特許
J-GLOBAL ID:200903029219576254

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-166710
公開番号(公開出願番号):特開平10-339201
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 噴射パルス入力からの応答遅れが小さく、かつ、その応答遅れ時間が一定である制御性が良好な燃料噴射装置を簡単な構成で実現する。【解決手段】 噴射弁の電気コイルに電流を流す駆動回路に、該当気筒の行程を検出する機構や燃料圧を検出する機構からの信号を入力し、上記駆動回路は、筒内圧力が急激に高くなる領域を避けた上で、電気コイルに、それだけでは噴射弁が開弁してしまわない程度の電流をバイアス電流として予め流しておくように燃料噴射装置を構成した。
請求項(抜粋):
磁性体からなる可動子であるプランジャと、該プランジャと微小空隙を隔てて設置され上記プランジャを電磁力により上記空隙間において変位させる電気コイルと磁性体ヨークおよびコア部からなるソレノイドと、上記プランジャを上記コア部から離間させる方向に付勢するばねと、上記プランジャに固定された針弁と、該針弁の動きに伴って開閉動作を行うノズル部分と、上記電気コイルに電気的に接続され入力パルス信号のタイミングにより上記電気コイルに電流を流す駆動回路と、を有する電磁ソレノイド式の燃料噴射装置において、上記駆動回路は、エンジンクランクシャフトの回転位置が電気信号によって入力され、該電気信号がエンジンの燃焼行程およびその前後の所定回転位置を示している間は上記電磁ソレノイドの電気コイルには電流を流さず、上記電気信号がエンジンの吸気行程と圧縮行程およびその前後の所定回転位置を示している間は上記電気コイルに上記電磁ソレノイドが動作しない程度の電流をバイアス電流として流すように駆動制御されることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06
FI (2件):
F02D 41/20 330 ,  F02M 51/06 M

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