特許
J-GLOBAL ID:200903029232824453

高剛性、高熱変形温度特性を有する木質繊維系複合材製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 澄夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-016024
公開番号(公開出願番号):特開平10-193347
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】安価な剛性向上添加剤を利用して、高剛性、高熱変形温度特性を有する、木質繊維系充填材とオレフィン系プラスチックとを主成分をする複合材の製品を製造する方法を提供する。【解決手段】木質繊維系充填材とオレフィン系プラスチックとを主成分とし、高剛性、高熱変形温度特性を有する複合材製品を製造する方法は、所定の大きさに粉砕した木質繊維系充填材と、粒状のオレフィン系プラスチックと、無水マレイン酸変性ポリプロピレンまたはその誘導体を主成分とする剛性向上添加剤とを含む配合物に、木質繊維系充填材の水分が、最終的に2〜5%(重量比)になるように予め算出した量の酸化カルシウムを添加し、そして酸化カルシウムが添加された配合物を成形機により成形すること、から成る。使用する無水マレイン酸変性ポリプロピレンは無水マレイン酸変性度合いの高い、低分子量のものである。
請求項(抜粋):
木質繊維系充填材とオレフィン系プラスチックとを主成分とし、高剛性、高熱変形温度特性を有する複合材製品を製造する方法であって、所定の大きさに粉砕した木質繊維系充填材と、粒状のオレフィン系プラスチックと、無水マレイン酸変性ポリプロピレンまたはその誘導体を主成分とする剛性向上添加剤とを含む配合物に、前記木質繊維系充填材の水分が、最終的に2〜5%(重量比)になるように予め算出した量の酸化カルシウムを添加し、そしてその酸化カルシウムが添加された配合物を成形機により成形すること、から成り、前記無水マレイン酸変性ポリプロピレンが無水マレイン酸変性度合いの高い、低分子量のものである、ことを特徴とする製造方法。
IPC (3件):
B29B 9/14 ,  B29C 47/00 ,  C08J 5/10
FI (3件):
B29B 9/14 ,  B29C 47/00 ,  C08J 5/10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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