特許
J-GLOBAL ID:200903029235357236

3相整流子電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-079391
公開番号(公開出願番号):特開平5-227716
出願日: 1992年02月17日
公開日(公表日): 1993年09月03日
要約:
【要約】【目的】 出力トルクが大きく、効率が良好な3相の整流子電動機を得ることが目的である。【構成】 カップ型若しくは円板型のコアレスの回転電機子を有する3相整流子直流電動機において、電機子コイルは2層若しくは単層に配設され、刷子の回転方向の巾を整流子片の巾の1/2より少し小さい巾のものとし、電機子コイルをデルタ結線とすることにより、電機子コイルの通電角を電気角でほぼ120度とし、又対応して界磁マグネットのN,S磁極の巾もほぼ同じ角度として等しいピッチで配設された構成となっている。
請求項(抜粋):
円環状若しくはカップ状にプラスチック成型により3相の電機子コイルを埋設したコアレス回転電機子と固定界磁マグネットを有し、整流子とこれに摺接する直流電源より供電される刷子により電機子コイルに通電して駆動される3相の整流子電動機において、磁束が電機子コイルを貫挿するように円周面に等しいピッチで配設されるとともに円周方向のトルクに有効なN,S磁極の巾が電気角でほぼ120度とされた4n個(nは1以上の正整数)のN,S磁極よりなる固定界磁マグネットと、円周方向のトルクに有効なコイル部の開角が電気角でほぼ180度で、円周面にそって等しいピッチで配設された偏平に捲回された第1群の3n個の電機子コイルならびに同じ構成で第1群の電機子コイルよりそれぞれ電気角で位相が120度移動した位置において第1群の電機子コイルと重畳して2層に配設された第2群の電機子コイルと、電機子の回転軸と同軸で同期回転するとともに外周部に6n個の整流片を有する整流子と、第1,第2,第3の相の電機子コイルと各整流片とのデルタ結線を行なって各電機子コイルの通電制御をする手段と、整流子片の巾の1/2より小さくほぼ1/2の巾の摺接巾を有し、整流子片の巾の1/2の奇数倍だけ離間して整流子片に摺接する第1,第2の刷子と、第1,第2の刷子に直流電源正負極よりそれぞれ供電して、電機子コイルの通電角が対向する界磁マグネットの磁極の中央部の電気角でほぼ120度となるように刷子と整流子片と電機子コイルの相対位置を調整固定する手段とより構成されたことを特徴とする3相整流子電動機。
IPC (2件):
H02K 23/58 ,  H02K 3/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-225341

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