特許
J-GLOBAL ID:200903029235994481

内燃機関用ノック制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132874
公開番号(公開出願番号):特開平11-324785
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 ノック信号波形に重畳するBGN(バックグランドノイズ)レベルの変化によるノック判定レベルの変化に対処できノックの有無を正確に判定すること。【解決手段】 ノックセンサ10にて検出されるノック強度値の累積50%点である中央値、その標準偏差に対応した値が検出される。この標準偏差に対応した値に基づき算出されたBGNレベルがノック強度値から加減算されノック検出用標準偏差に対応した値が算出される。そして、ノック強度値とその中央値及びノック検出用標準偏差に対応した値に基づきBGNレベルの変動の影響を受けないように作成されたノック判定レベルとが比較されノックの有無が判定される。これにより、ノック強度値に対するノックの有無が正確に判定され、内燃機関の運転状態が適切に制御される。
請求項(抜粋):
内燃機関で発生されるノック信号波形を検出するノック検出手段と、前記ノック検出手段で検出される前記ノック信号波形からノック強度値を検出するノック強度値検出手段と、前記ノック強度値の分布の累積%点を検出する累積%点検出手段と、前記ノック強度値の標準偏差に対応した値を検出する標準偏差検出手段と、前記ノック検出手段で検出される前記ノック信号波形に重畳するノック信号以外の定常的なノイズレベルを前記累積%点及び前記標準偏差に対応した値に基づき算出するノイズレベル演算手段と、前記ノック強度値から前記ノイズレベルを加減算しノック判定レベルを作成するノック判定レベル作成手段と、前記ノック強度値と前記ノック判定レベルとの比較によりノックの有無を判定するノック判定手段と、前記ノック判定手段による判定結果に応じて前記内燃機関の運転状態を制御するノック制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関用ノック制御装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 368 ,  F02P 5/152 ,  F02P 5/153
FI (2件):
F02D 45/00 368 B ,  F02P 5/15 D

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